グレラ(プロセッコ)

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長らくプロセッコと呼ばれてきたこの品種は、スパークリングワインの名称と混同されることから2009年にグレラと呼ばれることになりました。とはいえ、スパークリングワインとしてのプロセッコを構成するのは、85〜100%がこのグレラです。

グレラとは

イタリアヴェネト州の全域で栽培されているスパークリングワイン(DOCプロセッコ)に使用される白ぶどう品種です。

長らく、ワインの名前同様プロセッコと呼ばれてきましたが(プロセッコの名称は、ヴェネツィアのさらに西にあるトリエステ近郊の小さな町の名前が由来です)、スパークリングワインとしてのプロセッコがDOCとして認証されるタイミングで、名称の混同を防ぐ目的で、2009年にぶどうがグレラと命名されました。

グレラの栽培はイタリアで7000ヘクタールを超えており、アルゼンチンでも栽培されています。

グレラの特徴は?

晩生の品種で、一番早生のシャスラと比較すると40〜45日後に熟します。房は大きく円筒状で、粒の大きさは中くらい、粒と粒の間はそんなに詰まっていません。

樹勢は強いですが、収量はあまり多くない品種です。収量を確保するために枝をしっかり伸ばして栽培します。乾燥にはあまり耐性がありません。

グレラの香りや味わいの特徴は?

グレラを使用したプロセッコは、香り高くクリスピーな印象です。軽やかで酸味もしっかりしているのでとても爽やかな味わいです。

香りは青りんごや洋梨、はちみつのニュアンスもあります。

グレラの基本マリアージュ

軽やかでスイスイ飲めるプロセッコは、食事前に軽いつまみをつまみながらのアペリティフや乾杯に非常に適しています。酸味とフレッシュな味わいは、魚介を使った冷たい前菜にもぴったりです。エビとアボカドを使った料理、白身魚のカルパッチョなどおすすめです。