ジビエ料理やモツ煮込みを囲む宴に
休日のキャンプやベランピングで、炭火で焼いた焼き鳥やもつ煮込みを囲んで。
地場品種特有のひんやりとしたミネラル感と、瑞々しいベリーのフレッシュな果実味が、野性味あふれる料理と見事に調和し、すっきりとした後味で会話が弾むアクティブな時間を彩ります。
味わい
若さを感じさせる透明感のあるバイオレット色。抜栓するとすぐにラズベリーやカシスなど、瑞々しくフレッシュな赤い果実の香りが立ち上がり、わずかに青みのあるグリーンなニュアンスが続きます。
口あたりはドライな中口で、酸味は穏やかです。渋さは控えめながら豊富なタンニンがしっかりとした骨格を与えており、鉛筆の芯のようなひんやりとしたミネラル感と、すっきりとした軽快な余韻が楽しめる赤ワインです。
こんな料理と
ピュアな果実味とひんやりとしたミネラル感、控えめな渋みは、少し野性味のあるお肉料理や味噌を使った家庭料理と抜群の相性を見せます。
例えば
・豚もつ肉の味噌煮込みやもつ焼き
・鹿肉や猪肉のハンバーグ
・焼き鳥(タレ)や焼きトン
・サラミやパテの盛り合わせ
もつ肉の独特な脂の旨味や味噌の濃いコクを、ワインのすっきりとした後味が心地よく洗い流し、ついついグラスが進みます。
地場品種をブレンドした、年間生産わずか2,200本のフレッシュな限定赤
ドルチェット、フォリアトンダ、チリエジオーロといった、トスカーナの希少な地場品種をブレンドして造られています。
一般的な重厚な赤ワインとは異なり、無清澄・軽ろ過でぶどう本来のフレッシュな魅力をダイレクトに引き出した、ピエトロさんの高い醸造センスと挑戦が光る特別な1本です。
持続可能な美しき荘園を守るフィレンツェの貴族「マニョーニ家」
世界遺産サンジミニャーノを臨むヴィコ・デルサ村に、14世紀から続く邸宅と美しい森に囲まれた広大な荘園を所有するトスカーナの歴史ある名門貴族です。
現当主のピエトロさんは、若き日に持続可能な経済学を研究していた背景から、化学物質に依存する「産業」としての農業に疑問を抱き、2000年よりオーガニック農業へと完全転換しました。「土地と人を搾取しない」誠実な姿勢から、ピュアなぶどうを育てています。
このワインについてさらにひと言
ひんやりとした清涼感を活かすため、少し冷やしめ(14〜16度)で楽しむのがおすすめです。
ベリー系の甘い香りがふわっと広がり、渋みが強すぎないため、ワインに詳しくない方でも「素直に美味しい!」と笑顔になれる親しみやすさがあります。
カジュアルなアウトドアや、週末の気軽な宅飲みにぴったりの赤ワインです。
テイスティングコメント
~土着品種をブレンドしたフレッシュ感のある赤~
若さを感じる透明感のあるバイオレット。
抜栓すると、すぐにラズベリーやカシスなど、瑞々しくフレッシュな赤い果実の香りが立ち上がり、そのあとにわずかにグリーンなニュアンスが感じられます。
口あたりはドライな中口で、酸味は穏やかです。渋さは控えめですが程よく豊富なタンニンと13%のアルコール度数で、しっかりとした骨格が楽しめます。
ラズベリーやカシス、ブルーベリーなどの赤い果実に、茎のようなグリーンなニュアンス、さらに鉛筆の芯を舐めたようなひんやりとしたミネラルも感じる味わい。余韻は短めで、後味はすっきりとしています。
*生産本数:2,200本
ぶどう品種(品種名のクリックで各品種の説明ページへ)
ドルチェット、フォリアトンダ、チリエジオーロ
生産者マニョーニ家について

ファットリア マニョーニ グイチャルディーニ(マニョーニ家)- Fattoria Majnoni Guicciardini
オーガニック歴:2000年から(認証取得は2007年)
フィレンツェと世界遺産シエナへ向かう街道で、谷を挟んで世界遺産のサンジミアーノに向かい合うヴィコ デルサにあります。
この地区の典型的な地質構成である白と灰色の粘土質が重なった地質と、古代には海の底であったことに由来する赤みがかった黄砂岩の帯からなる多重構造になっています。
粘土質が主の土壌で育ったぶどうからは、ワインに複雑さやしっかりとした骨格がもたらされ、砂岩が主の土壌で育ったぶどうからは、軽やかで香り豊かなワインになります。

マニョーニ家は中世フィレンツェでメディチ家、ピッティ家と並び立った貴族で、イタリア王国では侯爵の家柄です。
現当主のピエトロさんの曽祖父は最後のイタリア国王の最側近の宮廷人・大貴族で、その息子(ピエトロさんの祖父)がグチャルディーニ侯爵家令嬢と結婚した際に、祖母が持参したのがヴィコ デルサの館(荘園)です。
日本と同様に第二次世界大戦の敗戦国となったイタリアでは、小作制度が崩壊し、ピエトロさんの父は自分で荘園経営をすることになりました。
元来ピエトロさんは、貴族の義務として「第三世界の持続可能な成長をどう実現させるか」を研究する研究者でしたが、父が病に倒れ、荘園経営を引き継がざるを得なくなりました。そして農地の持続可能性を求めた結果、オーガニックに辿り着きました。
ピエトロさんが理想とするワインは、美食を極めた宮廷人の日常ワイン。流行りのスーパートスカンのような凝った癖のあるワインではなく、昔から引き継がれた伝統的なエレガントで骨格がしっかりとしていて、重すぎず親しみやすい味。毎日飲み続けても決して飽きることなく満足できるワインなのです。
[blue]関連記事
マヴィ代表田村安のブログより
フランス王アンリ2世に嫁いだカトリーヌ ド メディチと共に、フィレンチェの豊かな食文化が持ち込まれたのだから、フランス料理の源流はトスカーナにある…