
フランス・プロヴァンス地方
プロヴァンス地方はフランス南東部に位置し、ワイン生産のうち8割がロゼワインという、ロゼの名産地です。温暖で乾燥した地中海性気候がブドウ栽培に最適で、グルナッシュやシラー、サンソーなどが使われます。
ミネラル感とフレッシュな酸味が特徴のロゼが多く、軽やかで爽やかな味わいが魅力。幅広い料理に合わせられ、和食との相性も抜群です。
ドウェル家のドメーヌと畑
ドウェル家のドメーヌのある場所は、南フランスプロヴァンスの中でも、セザンヌが何度も作品に描いたサントヴィクトワール山麓の、南の丘陵にあるプリエール村に位置します。山の白い岩肌が、青空とコントラストを成す美しい景色を見晴らせる位置に畑があります。
ここは紀元前からワイン産地として有名な場所で、ドウェル家の敷地内からはギリシア時代のヴィーナス像や醸造用の壷、さらには17000年前の石器なども出土し、彼らのワインラベルのモチーフにもなっています。
敷地内には、ローマ時代から2000年以上途絶えることなく水を出し続けている湧き水もあります。