ワイン好きの仲間と、新しい味わいを探求する刺激的な夜に
ワイン会やホームパーティーで、「今日は少し変わったワインを開けてみよう」という時に。
白ぶどうであるピノ・グリを、赤ワインのように皮や種ごと漬け込んで造った「オレンジワイン(果皮醸し)」です。
美しいサーモンピンクの色合いと、白ワインでも赤ワインでもない複雑な味わいが、テーブルでの会話を弾ませ、探究心溢れるディナータイムを演出してくれます。
味わい
グラスに注ぐと、淡く美しいサーモンピンクの色合いに目を奪われます。
薔薇やスイカズラのような華やかな花の香りに加えて、ザクロ、ピーチ、イチゴ、さらには柑橘などの多彩な果実香が複雑に絡み合います。奥の方にはスパイスやミネラル感も。
口に含むと、酸味は控えめで、果皮から抽出されたエキス分によるふくよかなボリューム感としっかりとしたボディを感じます。辛口でありながらフローラルでフルーティーという、非常にバリエーション豊かな味わいが広がり、長く美しい余韻が楽しめます。
こんな料理と
オレンジワインならではの果実味と、皮からくる僅かな渋み(タンニン)があるため、幅広い料理、特に少しスパイスやクセのある料理と面白く調和します。
例えば
・豚肉のローストや、塩豚
・麻婆豆腐などのスパイスの効いた中華料理
・エビのチリソース炒め
・タルトフランベ(薄いパン生地の上にサワークリームもしくはフロマージュブラン、たまねぎ、ベーコンをのせて焼いたアルザスの伝統料理)
・パテ・ド・カンパーニュなどのシャルキュトリー
お肉料理にもシーフードにも寄り添える、非常に守備範囲の広い、使い勝手の良いワインです。
品種の個性を深掘りする「オレンジワイン」の魅力
近年世界中で人気が高まっている「オレンジワイン」。
白ワイン用のぶどうを、赤ワインと同じように果皮(皮)や種と一緒に発酵させることで、
皮の成分や色素が抽出され、オレンジから琥珀色、あるいはロゼのような色合いになります。
このワインは、ピノ・グリを21日間も果皮と共に漬け込み、さらに樽で澱と共に9ヶ月熟成させています。ピノ・グリ本来の品種の特徴を残しつつも、より深みとコク、そして複雑なアロマが引き出された、飲みごたえのある仕上がりになっています。
アルザス・ビオディナミの先駆者「メイエー家」
1969年からビオディナミ農法を続けるメイエー家は、伝統を守るだけでなく、こうした革新的なワイン造りにも意欲的に取り組んでいます。
農薬や化学肥料を使わずに健全に育ったぶどうだからこそ、皮や種ごと丸ごと漬け込んでもえぐみが出ず、ピュアで複雑な旨味だけを抽出することができます。彼らの技術とセンスが光る、非常に完成度の高いオレンジワインです。
このワインについてさらにひと言
「オレンジワインって少し個性的すぎて飲みにくいのでは?」と思っている方にもぜひ試していただきたい一本です。
個性はしっかりありながらも、非常にエレガントでクリーンに仕上がっているため、オレンジワイン初心者の方から、さらにコクの深い味わいを楽しみたいというファンの方まで
幅広くご満足いただける味わいです。温度は少し高め(10〜12度)にすると、より複雑な香りがふわりと開いてきます。
テイスティングコメント
~全く異なる味わいが体感できる白ワイン~
ピノグリの灰色がかった紫色の皮から抽出された美しいザクロ色に、開けた瞬間から驚きのあるワインです。
薔薇やスイカズラなど花の香りに、ザクロ、ピーチ、イチゴ、グレープフルーツやオレンジなどの様々な果実香、ホワイトペッパーやチョークなどミネラルを感じるアロマも存在します。
穏やかな酸味とソフトなタンニンに、高いアルコール度数のおかげでしっかりとしたボディです。
口中でも最初に感じた香りと同じようなバリエーション豊かな味わいが広がり、複雑味があります。
余韻も長く、幅広い味わいがゆっくりと狭まってゆく感じです。
しっかりとしたボディと辛口の味わいで、ここまでのフルーティーさとフローラルな白ワインにお目にかかれることは滅多にありません。
ちょっと珍しいワインをお探しの方にぜひお勧めしていただきたい1本です。
*数量限定商品
オレンジワインの魅力
オレンジワインは、白ワイン用のぶどうを使って造るのですが、赤ワインのように果皮(ぶどうの皮)と一緒に発酵させることが多く、そのため皮の色や成分が出てオレンジ~琥珀色のような色合いになるのが特徴です。
マヴィのオレンジワインを比較すると…
「エルモーザ」ならかなり白ワインに近いすっきりした味わいなのでオレンジワイン初心者の方にもおすすめ。
「グリューナー フェルトリーナー 果皮醸し」はバランスが良く、「オレンジワインらしい味わいを楽しみたい」という方におすすめです。
「アルザス リースリング果皮醸し」や「アルザス ピノグリ 果皮醸し」は、オレンジワインらしい特徴もありますが、どちらかというと品種の特徴を残しつつ、より深みとコクが感じられる味わいです。リースリングやピノグリファンの方で、さらにコクの深い味わいを楽しみたいという方にはぴったり。
個性的でクセのあるオレンジワインが飲みたい方は、「シーネフェッレ アンブラート」に挑戦してみてください。琥珀色に近いオレンジ色で、複雑な味わいが楽しめますよ。
ぶどう品種(品種名クリックで各種品種の説明ページへ)
生産者メイエー家について

ドメーヌ ユージェーヌ メイエー(メイエー家) - Domaine Eugene Meyer
オーガニック歴:1969年から(認証は1980年4月デメター・1991年ECOCERT)
メイエー家は、アルザス地方でも南寄りのベルクホルツ村にあります。少なくとも1620年より親から子へと代々引き継がれ続けてきた、歴史のあるワイン農家です。現在は13代目フランソワを中心に栽培から醸造までを行っています。
地形的にヴォージュ山脈とアルプス山脈に囲まれた盆地で、冬と夏の寒暖差に加え、年間降雨量も少ないため高品質のワインが生み出されます。
フランスビオディナミのパイオニア
メイエー家がオーガニックに転換したのは、 現当主フランソワさんの父、12代目のユージェーヌさんが農薬中毒によって視神経が麻痺するという深刻な状況に陥ったことに端を発します。 その時にホメオパシーで治癒したことにより、シュタイナーの考える農法、ビオディナミに出会い、1969年に転換することを決意しました。この農法を続けたことにより、メイエー家のぶどう畑はいきいきとしたエネルギーに満ちています。メイエー家はフランス国内でもビオディナミのパイオニア的存在で知られています。