贅沢なディナーを締めくくる、香りの宝石箱を開ける至福のデザートタイム
特別な日の素晴らしいディナーの余韻に浸りながら、食後のデザート代わりにゆっくりと。
グラスから立ち上がる妖艶で重層的なアロマを楽しみつつ、小さなグラスから一滴一滴を慈しむように味わいます。
誰にも邪魔されない静かな夜更け、お気に入りの音楽とともに、心と体を甘美に満たす大人のための極上のひとときです。
味わい
アールグレイのような紅茶の高貴な香りから始まり、ドライイチジク、ハニーサックル、アプリコットなどの芳醇なアロマが次々と現れます。
口に含めば、干しぶどうのように濃縮された極甘口の旨味が広がりますが、モレッティ家ならではの上質で引き締まった酸味のおかげで重たさは一切なく、美しく長い余韻へと誘われます。
こんな料理と
妖艶な甘みと凛とした酸味のバランスが素晴らしいため、塩気のあるブルーチーズや香ばしいナッツ、濃厚なデザートと合わせることで、互いの美味しさを何倍にも高め合います。
例えば
・ゴルゴンゾーラなどのブルーチーズ(ハチミツやクラッカーを添えて)
・ドライイチジクやクルミ、アーモンドをたっぷり使ったタルト
・フォアグラのソテー(バルサミコとベリーの甘酸っぱいソース)
・バニラアイスクリーム(ソース代わりに上から数滴かけて)
ブルーチーズの塩気やナッツの香ばしさを、ワインの品格ある甘みと爽やかな酸味が優しく包み込み、えも言われぬ贅沢なマリアージュを完成させます。
シチュア ノビリス 甘口 375ml 【ハーフボトル】に合う料理
年間わずか400本、干しぶどうの旨味を凝縮した神秘的な極甘口
トレッビアーノ種、マルヴァジア ビアンカ種、シャルドネ種を丁寧に手摘みし、陰干ししてぶどうのエキスを極限まで凝縮させて造る伝統的なパッシート(干しぶどうワイン)です。
年間でわずか400本しか瓶詰めされない、非常に希少な一本。
もちろんSO2は添加されておらず、単に甘いだけでなく、ロベルトさんの知的な醸造設計がもたらす清らかな酸が味わいの輪郭を凛と整えています。
血管外科医の科学的アプローチで土壌の生命力を引き出す「モレッティ家」
フィレンツェ近郊の町スカンディッチの丘でワイン造りを行うモレッティ家。当主のロベルトさんは、本業が現役の血管外科医です。
多忙な外科医の仕事をこなす傍ら、1999年にドメーヌを購入し、科学的かつ医学的な知見から生命の多様性をリスペクトする農業を追及。
2003年からはビオディナミ農法(オーガニックは2009年認証)を徹底し、化学肥料や農薬を一切使わずに、土壌本来の力をブドウに注ぎ込んでいます。
このワインについてさらにひと言
年間生産数がわずか400本という希少性だけでなく、甘みと酸味のバランスが芸術的な「大人のための極上のデザートワイン」です。
陰干ししたブドウの凝縮した甘みがありながら、ロベルト氏の知的な設計による清らかな酸が後味をすっきりと引き締めるため、しつこさがなく最後の一滴までエレガントに楽しめます。
飲む時は8〜10度程度に少し冷やして、小さなリキュールグラスや細身のグラスで少しずつ味わうと、紅茶や熟したアプリコットのような妖艶なアロマがより綺麗に立ち上ります。
テイスティングコメント
~妖艶なアロマと濃厚な味わいに包まれる~
400本しか造られていない貴重な甘口ワインです。
まるで香りの宝石箱のように、繊細なものから印象的なものまで、様々なアロマがこの甘口ワインには詰まっています。
注いだ瞬間にふわっと立ち上がるのはアールグレイのような安心感のある香り。それから、ドライイチジクやプルーンジャム、ハニーサックルやアプリコットなどの甘口ワインらしい香りが次々と現れるので、他にどんな香りがあるか好奇心をくすぐられます。終盤にやってくるのは、スイカズラやカモミールなどの花やハーブの香りです。
アロマだけでも十分に満足できますが、香りに負けないくらい味わいにも力があり、素晴らしい仕上がりです。
凝縮された干しぶどうの甘味をベースに、ほのかな酸味が心地よいバランスをとり、ワインのボディを感じることができます。
ごく僅かな苦味が味わいに複雑さを与え、ワインの魅力をいっそう引き出しています。とろっとしたテクスチャーのおかげで、後に続く余韻がとても長いのも特徴です。
口に含んだ後も香りが衰えることなく、立ち上がる少しの熱と酸味、濃厚なアロマによって香りの印象が更に強くなります。こんがりと焼いた食パンに蜂蜜を塗ったかのような香ばしくグルメな香りも出てきます。
インパクトが強いワインですので、時間をかけてゆっくりと味わっていただきたい特別な1本です。
ぶどう品種(品種名のクリックで各品種の説明ページへ)
生産者モレッティ家について

ポデーレ カサッシア(モレッティ家)- Podere Casaccia
オーガニック歴:2009年から
トスカーナ州のフィレンツェから車で30分ほどの小村、スカンディッチにあります。標高80~160mで、40%の粘土質と35%のローム層に25%の砂利が混ざり合う土壌です。
モレッティ家は代々兼業農家を営んでおり、現当主のロベルトさんはなんと血管外科医、科学的知見をもってぶどう栽培とワイン醸造に臨んでいます。
2005年からは妻のルシアが加わり、それと同時にビオディナミ農法に興味を持ちはじめました。ビオディナミがオーガニック農業と深く関わっていることを知り、2009年に認証を取得しました。
これ以上地球を汚染せず、健康的で美味しい食事をし(彼らの食事はほぼ自給自足です)、後世によりよい世界を残してゆければと思っています。
他のどのワインも持たない特別な個性のあるワインを造るため、土着品種のみを使ったワイン造りをしています。
ほとんどの場合、品種ごとに分けて醸造し、無濾過、無清澄で、二酸化硫黄無添加のワインを造っています。