週末のご褒美ステーキディナー、王道の赤身肉に合わせて
一週間頑張った自分へのご褒美として、週末は奮発して美味しいステーキを焼く。
そんな特別なディナーの主役にふさわしい、堂々たる風格を持った王道のボルドー赤ワインです。
グラスに注いだ瞬間から広がる、カシスやブラックチェリーの凝縮した香りと、スパイスの複雑なニュアンス。力強い酸味とタンニン(渋み)が、ジューシーな赤身肉の旨みと見事に絡み合い、これぞボルドー!という贅沢なマリアージュを約束してくれます。
味わい
グラスに注ぐと、カシスやブラックチェリー、熟したイチジクといったボルドーらしい果実の濃厚な香りが立ち上ります。少し時間を置くと、黒こしょうやナツメグなどのスパイス、藁やヒノキの香りが複雑に絡み合い、さらに濡れた石のようなミネラル感やカベルネ特有の青々しい香りも加わります。
口に含むと、身が引き締まるほどドライで力強い酸味と、しっかりとしたタンニンを感じる、フルボディの骨太な味わいです。
畑のテロワールと品種の個性を最大限に活かし、王道の「力強いボルドー」を見事に造り上げています。
こんな料理と
その力強い骨格とタンニンは、ボリュームのある肉料理の脂や旨みをしっかりと受け止めてくれます。
例えば
・牛肉のステーキ(赤身肉がおすすめ)
・ビーフシチューや赤ワイン煮込み
・ラムチョップのグリル
・ハード系のしっかりとしたチーズ
お肉を食べる直前にグラスに注ぎ、ワインが空気に触れて香りが開いていくのを楽しみながら、じっくりと味わいと向き合うのがおすすめです。
古き良きボルドーを体現するカベルネ・ソーヴィニヨン主体
同じピヴァ家が造るもう一つの赤ワイン「シャトー デ セニャール ド ポミエ」が、メルロー主体で果実味が前面に出ているのに対し、こちらの「シャトー プショー ラルケ」は、カベルネ・ソーヴィニヨンを主体としています。
しかし、ガツンとくるような若々しい力強さではなく、熟成感と柔らかさを兼ね備えた上品な骨格となっており、これぞ「古き良きボルドー」という風格を生み出しています。
畑の違いと品種の個性が、この奥ゆかしいスタイルを造り上げています。
イタリアの情熱とボルドーの伝統「ピヴァ家」
1924年にイタリアからボルドーへ移住してきたピヴァ家。
現在ではボルドーの伝統的な技術と、イタリアの陽気で情熱的な気質を見事に融合させ、環境に配慮したオーガニック栽培でワインを造っています。
彼らのワインの魅力は、何といっても「素直な果実味と親しみやすさ」。
気取らずに毎日でも飲みたくなるような、自然体の美味しさを追求し続けています。
このワインについてさらにひと言
最近流行している果実味が前面に出た分かりやすいスタイルの赤ワインとは異なり、飲む人の心に語りかけてくるような、奥ゆかしさと深みを持ったワインです。
「ボルドーの赤は重すぎて疲れてしまう」と感じている方にこそ、ぜひ飲んでいただきたい一本。グラスの中でゆっくりと開いていく香りの変化を楽しみながら、静かで豊かな時間を堪能してください。
テイスティングコメント
~古き良きボルドー~
グラスに注ぐと落ち着いた色合い、カシスや干しぶどう、プルーンなどの代表的な赤い果実の香り。湿った大地の香りには少し紅茶のニュアンスがあり、熟成の落ち着いた香りと果実香がバランス良く混ざり、とても上品です。
口に含むと、瑞々しい味わいに驚かされます。ボルドーの赤ワインと聞くと、つい「力強さ」を連想してしまいますが、良い意味で期待を裏切られます。落ち着いた酸があり、後から追いかけてくるタンニンはしっかりしているものの、柔らかくてまろやかです。上質で風格のあるボルドーの赤ワインらしさを感じます。
余韻には若干のヒノキの香りが加わります。まるで城の地下室の空気までもが瓶の中に詰まっているようです。流行している果実味たっぷりで樽香が強めのボルドーワインと違い、周りに流されず昔からの造り方で守ってきた伝統的な味わいが魅力的です。
「本来のボルドーワイン」を体感できる逸品です。
若いうちはチーズや白身のお肉、熟成が進んだものはジビエなどにも合わせられます。
ぶどう品種(品種名のクリックで各品種の説明ページへ)
生産者ピヴァ家について

シャトー プショー ラルケ(ピヴァ家)- Chateau Pouchaud Larquey
シャトー デ セニャール ド ポミエ(ピヴァ家) - Chateau des Seigneurs de Pommyers
オーガニック歴:1984年から
ボルドー地方に2つのシャトーを所有しています。
北イタリアで代々ワイン造りに携わってきましたが、1924年にフランスボルドー地方・アントルドゥメールに移りました。1961年シャトープショーラルケ、1989年にシャトーセニャールドポミエを購入し、2つのブランドでワインを造っています。ずっとオーガニック農業を続けてきましたが、環境に敬意を払いお客様の健康に留意するため1984年に認証を取得しました。
標高や土壌の異なる2つのシャトーが生み出す味わいの魅力
2つのシャトーはそれほど離れてはいませんが、標高や土壌の違いから全く異なる味わいのワインとなります。ワイン造りにおいて特に大切にしていることは月の満ち欠けです。祖先の教えに従い、月の動きによりぶどうの剪定からワイン造りまでを行います。
数々の受賞歴があり、メダル受賞の多い農家の一つです。