アルマニャックについて
ブランデーと言えばコニャックが有名ですが、それに次ぐのがこのアルマニャック。グラスに注いだ途端に立ち上る香りは、熟成を経た蒸留酒ならではの醍醐味です。オーガニック生産が容易ではない土地ゆえ、まだまだ希少なオーガニックのアルマニャックです。
味わい
グラスに注いだ瞬間に香りが一気に立ち昇ります。
バニラのニュアンスがあるもののトーンは低めで、鼻に抜けるフローラルな香りは陽光輝くコートダジュールグラース産のアイリスパリダを使った香水を彷彿とさせます。
コニャックと比べて気楽にシンプルに楽しめる味わいです。食後酒として、ストレートはもちろん、炭酸と割ってレモンを添えたフレンチハイボールもおすすめです。コニャックの圧倒するような力強さに苦手な感じがする方はぜひアルマニャックを試してみてください。
ワインに合う料理
食後酒
アルマニャック プルミエアージュ 500mlに合う料理
ぶどう品種(品種名のクリックで各品種の説明ページへ)
生産者バロー家について

ドメーヌ ド パジョ(バロー家)- Domaine de Pajot
オーガニック歴:2001年から(認証取得は2004年)
アルマニャックの生産地としても有名なフランス南西部、ガスコーニュ地方。他のぶどう産地に比べて湿度が高く、オーガニック農業には難しい土地ですが、研究熱心な父のダミアンの「もっとこの地方の特徴が表現されているようなワインを造りたい」との想いから2001年にオーガニックに転換しました。
現在はカルフォルニアとアルザスのワイナリーで経験を積んだ息子のクレマンが引き継ぎ、この地の更なる可能性を模索しています。醸造ではフレッシュな味わいを大切にしており、できたワインも冷蔵管理するなど徹底した温度管理を行っています。
スタッフの推しコメント
バロー家は元々はノルマンディーの出身で、アルマニャックに移住してきた一家です。そのため当時ほとんど口伝で伝えられていたアルマニャックの作り方を知らず、一から自分自身で模索して、アルマニャックの作り方を会得しました。
私がアルマニャックの生産者バロー家を訪れたのは、コロナ禍直前の2019年6月。
たくさんの樽が並ぶカーヴで「アルマニャックを造るのはまるで絵画を描くような作業だ」と話されていたのが印象的でした。
樽1つとっても、樽の木の産地や火入れの強さで味わいに与える影響は様々。例えば、南西の木を使った樽は成長が早いので木の目が大きく、北の木は成長が遅いため木の目が小さいため、熟成中のアルマニャックが空気に触れやすいかどうかが変わります。
そうして樽で熟成させるうちに様々な風味が生まれたアルマニャックを、様々な色の絵具で絵画を描くように最高の味わいになるようにブレンドし、トータルで7~8年間ほど熟成させるのだそうです。
アルマニャック プルミエアージュ(Premier âge=最初の年)は、そんなバローさんが試行錯誤でたどり着いた最初のアルマニャック。

同じくフランスを代表するブランデー、セガン家のコニャックよりは、ドライでシンプルな味わいですっきりした印象です。その奥からバニラや上品なフローラルの香りが鼻に抜けていきます。
バローさんの繊細なセンスが感じられるようなエレガントな仕上がり。
ひとくち口に含んで、目を瞑りながらその奥底から立ち上がる香りに身をゆだねたくなるような味わいです。(通販担当 大山)