頑張った自分を、優しく解きほぐす「赤い果実」
静かに更けていく夜や、ちょっと良いお肉が手に入った日の夕食。 グラスに注いだ瞬間、パッと花が咲いたような 輝きのあるルビー色に目を奪われます。
広がるのは、摘みたてのいちごやチェリーのような、 どこまでもピュアで甘酸っぱい香り。
ひと口飲めば、その繊細でエレガントな余韻に 「あぁ、美味しい…」と、自然に肩の力が抜けていく。 そんな、日常に上質な癒やしをくれる赤ワインです。
味わい
透明感のある美しい赤色。 桜の花を思わせる香りに、ピノノワール種らしい、ラズベリーや野いちごを思わせる チャーミングな果実味。
アルザスやドイツのピノノワールに通じるフレッシュな酸が特徴的。
渋みはシルクのように滑らかで、喉越しもスムーズ。 繊細でほんのりとしたタンニンとキレのある酸味、そこにフルーティさとしなやかさが加わった日本の食卓にとてもマッチする赤ワインです。
こんな料理と
上品な酸と軽やかなタンニンを持つこのワインは、野菜料理や和食と相性抜群です。
例えば
- 焼き鳥
- 鴨のローストや鶏肉のコンフィ
- マグロのレアカツやブリの照り焼き
- キノコのアヒージョやソテー
- すき焼き(割り下の甘みと良い相性)
- カマンベールチーズ
醤油ベースの和食とも非常に相性が良く、 お互いの「旨味」を引き立て合ってくれます。
ガスコーニュ ピノノワール 赤に合う料理
ガスコーニュで咲いた「貴婦人」ピノノワール
「気難しい品種」として知られ、栽培が難しいピノノワール。 通常は涼しい地域で育てられますが、バロー家はこの地特有の 「夜の涼しさ」と「水はけの良い土壌」を活かし、 ガスコーニュならではのピノノワールを見事に表現しました。
南の太陽がもたらす「親しみやすい果実味」と、 ピノノワール本来の「気品ある香り」。 この二つが奇跡的に融合した、バロー家ならではの特別な1本です。
1993年からの情熱、バロー家の挑戦
バロー家は1993年から一度も妥協することなくオーガニックを貫いています。
除草剤も化学肥料も使わない健康な土壌で、 地中深くから吸い上げられたミネラルが、 ワインに「一点の曇りもない透明感」を与えています。 「良いワインは、良いぶどうからしか生まれない」 その信念が、この繊細なピノノワールの味わいに色濃く反映されています。
マヴィからひと言
「ピノノワールは高価で敷居が高い…」 そんなイメージをお持ちの方にこそ、ぜひ飲んでいただきたいのがこのワインです。
オーガニックならではの体にスッと馴染む優しさと、 バロー家が引き出したぶどう本来の生命力。
気取らずに楽しめるのに、どこか背筋が伸びるような美しさがある。 マヴィが自信を持って「デイリー・ピノの決定版」と呼ぶ、自慢の赤ワインです。
ぶどう品種(品種名のクリックで各品種の説明ページへ)
生産者バロー家について

ドメーヌ ド パジョ(バロー家)- Domaine de Pajot
オーガニック歴:2001年から(認証取得は2004年)
アルマニャックの生産地としても有名なフランス南西部、ガスコーニュ地方。他のぶどう産地に比べて湿度が高く、オーガニック農業には難しい土地ですが、研究熱心な父のダミアンの「もっとこの地方の特徴が表現されているようなワインを造りたい」との想いから2001年にオーガニックに転換しました。
現在はカルフォルニアとアルザスのワイナリーで経験を積んだ息子のクレマンが引き継ぎ、この地の更なる可能性を模索しています。醸造ではフレッシュな味わいを大切にしており、できたワインも冷蔵管理するなと徹底した温度管理を行っています。