ワインの色｜オレンジワインって何ですか？

いい質問ですね！ 結論から言うと、ワインの色は「赤・白・ロゼ」だけではありません。
ただし、まず知っておきたいのは「ワインの色には2つの考え方がある」ということです。

ワインの“色”には2つある

① 醸造方法で決まる伝統的な色、赤・白・ロゼなど。
② ぶどうの皮や果汁の扱い方で変わる（イメージ）としての色、オレンジ。

はい、オレンジワインは白ぶどうを使って造るのですが、赤ワインのように果皮（ぶどうの皮）と一緒に発酵させることが多いんです。
その結果、皮の色や成分が出て、オレンジ〜琥珀色のような色合いになることがあります。

オレンジワインはこうしてできる

原料白ぶどう（果汁自体は透明に近い）造り方果皮と一緒に発酵・浸漬（マセラシオン）することが多い味わいの特徴白ワインより複雑で、赤ほど重くない。渋み（タンニン）を感じることも。

オレンジワイン味わいは、浸漬時間などや熟成期間によって変わることがあります。

例えば、「エルモーザ」ならかなり白ワインに近いすっきりした味わいなのでオレンジワイン初心者の方にもおすすめ。

オーストリアの「グリューナー フェルトリーナー 果皮醸し」はバランスが良く、「オレンジワインらしい味わいを楽しみたい」という方におすすめです。

反対に、個性的でクセのあるオレンジワインが飲みたい方は、「シーネフェッレ アンブラート」に挑戦してみてください。琥珀色に近いオレンジ色で、複雑な味わいが楽しめますよ。