季節を味わう、春野菜とワインのマリアージュ

2026年3月25日

暖かな陽ざしとともに、春の食材がおいしい季節がやってきました。

やわらかい春キャベツに、香りのいいタケノコ、ほんのり甘いえんどう。
そんな春の食材を使った一皿に合わせたいのは、飲み心地のいい軽やかなワイン。

これからの季節に楽しみたい、おすすめのペアリングをご紹介いたします。

■春キャベツの甘みを楽しむペペロンチーノ

甘みがあり、やわらかな春キャベツをたっぷり使ったペペロンチーノ。
にんにくと鷹の爪、上質なオリーブオイルでシンプルに仕上げることで、キャベツのやさしい甘みとみずみずしさがぐっと引き立ちます。

ひと口食べると、「こんなにキャベツっておいしかったんだ」と思わず感じてしまうような、春ならではの一皿。
そんな素材の魅力が際立つパスタには、ぜひ爽やかな白ワインを合わせてみてほしいところです。

おすすめはイタリアの軽やかな白ワイン「ピノビアンコ」。
レモンやサワークリーム、蜂蜜、カシューナッツを思わせる多彩で落ち着いたアロマに、キリッとした酸とほどよいコク。
このワインを合わせると、キャベツの甘みがさらに引き立ち、全体のバランスが驚くほどきれいにまとまります。

冷やせば軽やかに、少し温度が上がるとリッチな表情に。
シンプルな料理だからこそ実感できる、ワインとの相乗効果をぜひ楽しんでみてください。

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■シンプルに素材を楽しむタケノコのソテー

春ならではの味覚、たけのこ。
心地良い食感の中と、香りが感じられるのが魅力です。

シンプルにスライスしてソテーするだけでも、その持ち味はぐっと引き立ちます。
塩で仕上げれば繊細な風味をそのまま楽しめますし、柚子胡椒や山椒を添えれば、味わいの表情が変わるのも面白いところ。思わずいろいろ試したくなる、春らしい一皿です。

そんなたけのこの個性に寄り添うのが、爽やかさの中にほのかな苦みを感じる白ワイン。筍特有のえぐみにもやさしく寄り添いながら、全体をすっきりとまとめてくれます。

おすすめは南仏の「コート ド プロヴァンス 白」。
柑橘や白い花、ほんのりトロピカルなニュアンスが広がる辛口です。
穏やかな酸に、レモンピールのようなほろ苦さが重なり、たけのこの繊細な風味をきれいに引き立ててくれます。

ひと口ごとに、春の香りがふわりと広がるような組み合わせ。
シンプルな調理だからこそ感じられる、この季節ならではの相性をぜひ楽しんでみてください。

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■鶏肉×えんどうの煮込みには

春の食卓をやさしく彩る、えんどう。
みずみずしく、ほんのりと甘みを感じる味わいは、この季節ならではの楽しみです。冷凍や缶詰とはひと味違う、フレッシュならではのおいしさが広がります。

さや付きのまま出回る旬のえんどうは、鮮度が高く、香りも格別。
中でも関西で親しまれる「うすいえんどう」は、淡く上品な甘みがあり、シンプルな料理にこそその魅力が引き立ちます。

鶏もも肉とえんどう、にんじん、玉ねぎを合わせたビストロ風の軽やかな煮込みは、見た目もやさしく、どこかほっとする味わい。
炒め煮のようにさっと仕上げることで、素材の風味がほどよく溶け合い、ワインと一緒に楽しみたくなる一皿に仕上がります。

そんなやさしい甘みとコクを持つ料理には、まろやかで果実味のある赤ワインを。
えんどうの甘みと鶏肉の旨みを包み込みながら、全体に心地よいまとまりを生み出します。

おすすめは、スペイン・バレンシアの「ブレス 赤」。
ベリーやスミレ、カカオやチョコレートを思わせる奥行きのあるアロマに、ハンガリーオーク由来のやわらかな甘いニュアンス。
酸味は穏やかで口当たりもなめらか、飲み疲れしないやさしい仕上がりです。

一口ごとに、料理とワインのまろやかな調和が広がる組み合わせ。
気取らず楽しめるのに、どこか満たされる——そんな春のマリアージュを、ぜひ味わってみてください。

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マヴィ通販スタッフ大山
オンラインショップ担当 大山
地元秋田から旬の食材に合うワインの魅力を発信中。