暑いけど赤が飲みたい!涼やかに楽しむ透明感ピノ・ノワール
「今日は暑いけれど、どうしても赤ワインが飲みたい」という気分の日や、冷やした夏野菜、あっさりとしたお肉料理に合わせて。
アルザス特有の「透明感」としなやかな味わいを持つこのピノ・ノワールなら、少し冷やして飲むことで重さを感じさせず、暑い季節でもスルスルと心地よく喉を潤してくれます。
味わい
グラスから立ち上るのは、カシス、ラベンダー、ブルーベリーといった、どれもフレッシュで生き生きとしたアロマ。
そこにピノ・ノワールらしい、ほのかなハーブ感が心地よいアクセントとして加わり、複雑でエレガントな香りの世界を造り上げています。
口に含むと、まずはその「透明感」に驚かされます。引っかかることなくスルッと口の中に入ってきてから、じんわりと、心地よく果実味が広がります。
ピノ・ノワールの特徴である引き締まった美しい骨格(酸味と繊細な渋み)があり、飲み終えた時の後味は見事なまでにクリーン。
長く続く余韻を、時間をかけてゆっくりと楽しみたくなる味わいです。
こんな料理と
その透明感としなやかな酸味は、素材の味を大切にしたお料理、特に「和食」との相性が抜群です。
例えば
・お出汁を効かせた筑前煮や、おでん
・キノコのソテーや、キノコたっぷりのお鍋
・鶏肉と野菜のシンプルなグリル
・パエリアや、シャルキュトリー(生ハムやパテ)
醤油やお出汁の風味、そして根菜の優しい甘みと、ピノ・ノワールの持つ出汁のような旨味が驚くほど自然に調和します。
ブルゴーニュとは一味違う「透明感」を持つアルザスのピノ
ピノ・ノワールといえばフランスのブルゴーニュ地方が有名ですが、冷涼な気候のアルザス地方で造られるピノ・ノワールには、ブルゴーニュとはまた違う独自の魅力(透明感とピュアな果実味)が詰まっています。
白ワインの名産地であるアルザスだからこそ表現できる、重すぎず、まるで上質な白ワインのようにスルスルと飲めてしまう、繊細で丁寧に仕上げられた赤ワインです。
アルザス・ビオディナミの先駆者「メイエー家」
1969年から農薬や化学肥料を使わずにビオディナミ農法を続けるメイエー家。
彼らの畑の、生命力にあふれた土壌で育ったピノ・ノワールだからこそ、これほどまでにピュアで、ぶどうの生命力がそのまま伝わってくるような透明感あふれるワインに仕上がります。
力強さよりも、優しさとエレガンスを追求した彼らの哲学が感じられる一本です。
このワインについてさらにひと言
このワインは、開けたてからフレッシュで美味しいですが、実は抜栓後、数日待つことでさらにその美味しさと奥深さを発揮します。
初日はフレッシュな果実味を楽しみ、翌日、翌々日と空気と触れることで徐々に現れるハーブや紅茶のような複雑なニュアンスの変化を楽しむのもおすすめです。
少し低めの温度(14度前後)から飲み始めると、引き締まった酸味をより美しく感じられます。
テイスティングコメント
~透明感のあるピノノワール~
アルザス産のピノノワールから香るアロマや味わいは、ブルゴーニュのそれとはまた違う素晴らしさが詰まっています。
カシス、ラベンダー、ブルーベリーとどれもフレッシュ感があるものばかりで、しっかりとした存在を感じられます。ピノノワールらしい、ほのかなハーブ感もアクセントになっていて、複雑味も楽しめます。口に含むと、その透明感に驚かされます。スルっと入ってきてから、ワインの味わいが口の中に心地よく広がります。
開けたてももちろん美味しいですが、数日待つと更に美味しさを発揮します。ピノノワールの特徴である引き締まった骨格もあり、飲み終えた時の後味は見事です。
余韻も長く、ゆっくりと時間をかけて楽しめる1本。
素材を大切にした料理や和食との相性が良いワインです。
ぶどう品種(品種名のクリックで各種品種の説明ページへ)
生産者メイエー家について

ドメーヌ ユージェーヌ メイエー(メイエー家) - Domaine Eugene Meyer
オーガニック歴:1969年から(認証は1980年4月デメター・1991年ECOCERT)
メイエー家は、アルザス地方でも南寄りのベルクホルツ村にあります。少なくとも1620年より親から子へと代々引き継がれ続けてきた、歴史のあるワイン農家です。現在は13代目フランソワを中心に栽培から醸造までを行っています。
地形的にヴォージュ山脈とアルプス山脈に囲まれた盆地で、冬と夏の寒暖差に加え、年間降雨量も少ないため高品質のワインが生み出されます。
フランスビオディナミのパイオニア
メイエー家がオーガニックに転換したのは、 現当主フランソワさんの父、12代目のユージェーヌさんが農薬中毒によって視神経が麻痺するという深刻な状況に陥ったことに端を発します。 その時にホメオパシーで治癒したことにより、シュタイナーの考える農法、ビオディナミに出会い、1969年に転換することを決意しました。この農法を続けたことにより、メイエー家のぶどう畑はいきいきとしたエネルギーに満ちています。メイエー家はフランス国内でもビオディナミのパイオニア的存在で知られています。