味わい
~白ワインの概念を覆す唯一無二の個性派重口ワイン~
幻のぶどう”マルヴァジア”で造る大変珍しい辛口の白ワイン。
注いだ瞬間に感じる濃い熟成香。生薬を思わせる香りや古い蜂蜜、藁、白麹など通常白ワインに感じることのない香りに引き込まれます。
口当たりはまろやかなのに重みがあり、強い酸味が一気に口の中に広がります。若干の甘味がその酸と調和を取り、味わいを一層際立たせて、酸味も甘味も濃い余韻が長く残ります。
白ワインに期待する清涼感とは違った次元で、赤ワインと較べるべき、唯一無二のワイン。
前菜ではなく肉の主菜に合わせてこそ魅力を引き出せる作品です。
ドメーヌ名の「ベガ」は、七夕の織女星(こと座で最も明るい星)として知られていますが、スペイン語では「肥沃な土地」という意味があるそう。
「リベスの星」、「リベスのいい畑」という2重の意味があるのです。ちなみに、星のベガは、未来的には地球から見た北極星になるとのこと。しかしそれは12,000年後。壮大なロマンを感じさせます。
ボトルもスパークリングを思わせるようなクラシカルで高級感のある特別仕様。
飲んだときの満足も相当なものですが、開ける前から、手にする前から想像力を刺激するネタは尽きません。
非常に余韻が長く続くその味わいはグランヴァンに匹敵する、存在感のある逸品。 豚肉、鴨といったメインの肉料理にも負けない力強さです。
★ワイン通にもおすすめ
ワインに合う料理
洋食:パエリア、熟成した生ハム、ささみのチーズカツフライ 中華:ゆで豚の薄切り前菜、海老のから揚げ五香粉ソース
ぶどう品種(品種名のクリックで各品種の説明ページへ)
幻の品種「マルヴァジア シッジェス」

「マルヴァジア」と聞いて、ワイン好きの方ならイタリアの「マルヴァジア」を思い出す人も多いと思いますが、スペインのカタルーニャ地方で「マルヴァジア 」を栽培している生産者はごくわずか。特に「マルヴァジア デ シッジェス 」は、一度は途絶えかけた品種でしたが教会の小さな庭に植えられていたものが発見され、バルトラさんが大切に育てました。
「マルヴァジア デ シッジェス 」スローフード協会から次世代に残していくべき品種として「味の箱舟賞」を受賞しています。
生産者バルトラ家について

ベガ デ リベス(バルトラ家) - Vega de Ribes
オーガニック歴:1981年から
スペインとフランスの国境沿いのカタルーニャ地方にあります。スペイン最高のワイン産地と言われているリオハに次いで評価の高い産地です。バルトラ家は1540年から続くワイン農家です。現在は20代目のエンリックを中心にいとこと共同経営をしています。オーガニック転換はいとこが興味をもったのがきっかけで、「家族のため、消費者の安全のため、環境保存のため」に1981年に転換しました。エンリックはスローフード協会の会員で、絶滅の危険があるぶどう品種の栽培にも取り組んでいます。中でも「マルヴァジア デ シッジェス」は大変貴重なもので、スローフード協会から次世代に残していくべき品種として「味の箱舟賞」を受賞しています。マルヴァジャは他のぶどうと比べると手がかかる品種ですが、貴重でオリジナリティのあるこの品種を育てていることに彼らは誇りを持っています。
スタッフの推しコメント
「マルヴァジア デ シッジェス」これが、このワインの原料となるぶどうの正式な名前です。「マルヴァジア」というぶどうを使った白ワインは主にイタリアでよく見かけますが、このペネデスのマルヴァジアというワインとは、名前こそ似ていますが、中身は全く違います。
まず何よりもしっかりとどっしりと濃い。白ワインだと思って飲んだらガツンとパンチを喰らってしまいます。これは、白ワインというジャンルには当てはまらない、何にも似ていない、あえて言うなら「マルヴァジア デ シッジェス」というジャンルを作るしかないと言ってもいいでしょう。
一般的なさっぱりとしたフルーティな白が飲みたい人には正直お勧めできません。
でも、ワインが大好きでとにかくこの世にあるいろんなワインを試してみたいなら、その希少性を求める心を大いにくすぐる要素がたっぷりです。
というか、そもそもこのぶどうが今でも栽培されて、ワインになっていることにまずびっくり。
生産者のバルトラ家から、「マルヴァジア デ シッジェス」の原産地とも言えるシッジェスという町まで、わずか4kmという立地。研究熱心なエンリックという造り手の「この品種をちゃんと復活させたい。絶滅させずに残し続けたい」という強い願い。これらが重なって今があります。
この特別な品種を(なんせ、ぶどうの房もすごいです。普通のぶどうと全然違います。ヨーロッパ各地のワイン用ぶどうを相当数見てきたけれど、こんな細長い房は初めて!※写真は実が付き始めたときのマルヴァジア)育て続けて、ワインを造り続けてくれていること、本当に感謝しかありません。
ワインマニアのあなた。
もしまだ飲んでなかったら、これは絶対に買いです。
こんなのないです、他には。
ぜひ、あなたのワインテイスティングノートに追加してください。
食事と味わうなら、メインにはぜひお肉料理をご用意くださいね。(編集部 長谷川)