ワイン通を唸らせる、唯一無二の個性を語るディナーに
ワイン通の友人をもてなす週末のホームパーティーで、ハーブを効かせた豚肉料理や香ばしいパエリアを用意して。
通常の白ワインの概念を覆す豊かな熟成香と力強いコクをじっくりと語り合い、ロマンあふれるディナータイムを演出します。
味わい
幻のぶどう「マルヴァジア デ シッジェス」で造る大変珍しい辛口白ワインです。グラスに注いだ瞬間、生薬や古い蜂蜜、藁、白麹などを思わせる濃密な熟成香が漂います。
口当たりはまろやかで重みがあり、ハッキリとした強い酸味と奥深さが完璧な調和を見せます。グランヴァンに匹敵する圧倒的な余韻の長さを誇る、重厚なフルボディの白ワインです。
こんな料理と
白ワインの概念を覆す豊かなコクと酸味は、メインのお肉料理や旨味の強い海鮮料理と良く合います。
例えば
・パエリア(特にエビや貝の旨味が凝縮したカタルーニャ風パエリア「フィデウア」)
・熟成した生ハムや生サラミ
・ささみのチーズカツフライ
・中華料理のゆで豚の薄切り前菜や、海老の唐揚げ五香粉ソース
前菜ではなく、主菜の豚肉や鴨肉の脂の旨味に合わせてこそ、その真の力強い魅力を引き出すことができます。
一度は途絶えかけた幻の品種「マルヴァジア デ シッジェス」
「マルヴァジア」と聞いて通常イメージされる軽快なイタリアのものとは全く異なる、唯一無二のボリューム感を持っています。
一度は絶滅しかけながらも教会の庭で発見され、バルトラ家が大切に復活させたこの品種は、スローフード協会から次世代に残すべき品種として「味の箱舟賞」を受賞した極めて希少なぶどうです。
生物多様性の森で1540年から歴史を刻む「バルトラ家」
スペイン・カタルーニャ地方にあるバルトラ家は、1540年から続く歴史あるワイン農家です。
海からわずか4kmのドメーヌは、タイムやローズマリーなどの野生ハーブの香りに包まれ、多様な動植物が共生する「生物多様性の宝庫」です。
1981年にいち早くオーガニック認証(CCCPAE認証)を取得し、現当主のエンリックさんはカリフォルニア大学デイヴィス校(UC Davis)で醸造学を修めた研究熱心な造り手です。先祖代々の土地と製法を守り、未来へ引き継ぐワイン造りを実践しています。
このワインについてさらにひと言
白ワインらしいキリッとした冷たさよりも、少し高めの温度(12〜14度程度)でお召し上がりいただくことで、内に秘められた蜂蜜や麹のような濃厚なアロマが大きく花開きます。
ワイン愛好家への贈り物や、特別な夜のディスカッションを盛り上げる1本として、これ以上のない素晴らしいサプライズを提供してくれます。
テイスティングコメント
~白ワインの概念を覆す唯一無二の個性派重口ワイン~
幻のぶどう”マルヴァジア”で造る大変珍しい辛口の白ワイン。
注いだ瞬間に感じる濃い熟成香。生薬を思わせる香りや古い蜂蜜、藁、白麹など通常白ワインに感じることのない香りに引き込まれます。
口当たりはまろやかなのに重みがあり、強い酸味が一気に口の中に広がります。若干の甘味がその酸と調和を取り、味わいを一層際立たせて、酸味も甘味も濃い余韻が長く残ります。
白ワインに期待する清涼感とは違った次元で、赤ワインと較べるべき、唯一無二のワイン。
前菜ではなく肉の主菜に合わせてこそ魅力を引き出せる作品です。
ドメーヌ名の「ベガ」は、七夕の織女星(こと座で最も明るい星)として知られていますが、スペイン語では「肥沃な土地」という意味があるそう。
「リベスの星」、「リベスのいい畑」という2重の意味があるのです。ちなみに、星のベガは、未来的には地球から見た北極星になるとのこと。しかしそれは12,000年後。壮大なロマンを感じさせます。
ボトルもスパークリングを思わせるようなクラシカルで高級感のある特別仕様。
飲んだときの満足も相当なものですが、開ける前から、手にする前から想像力を刺激するネタは尽きません。
非常に余韻が長く続くその味わいはグランヴァンに匹敵する、存在感のある逸品。 豚肉、鴨といったメインの肉料理にも負けない力強さです。
★ワイン通にもおすすめ
ぶどう品種(品種名のクリックで各品種の説明ページへ)
幻の品種「マルヴァジア シッジェス」

「マルヴァジア」と聞いて、ワイン好きの方ならイタリアの「マルヴァジア」を思い出す人も多いと思いますが、スペインのカタルーニャ地方で「マルヴァジア 」を栽培している生産者はごくわずか。特に「マルヴァジア デ シッジェス 」は、一度は途絶えかけた品種でしたが教会の小さな庭に植えられていたものが発見され、バルトラさんが大切に育てました。
「マルヴァジア デ シッジェス 」スローフード協会から次世代に残していくべき品種として「味の箱舟賞」を受賞しています。
生産者バルトラ家について

ベガ デ リベス(バルトラ家) - Vega de Ribes
オーガニック歴:1981年から
スペインとフランスの国境沿いのカタルーニャ地方にあります。スペイン最高のワイン産地と言われているリオハに次いで評価の高い産地です。バルトラ家は1540年から続くワイン農家です。現在は20代目のエンリックを中心にいとこと共同経営をしています。オーガニック転換はいとこが興味をもったのがきっかけで、「家族のため、消費者の安全のため、環境保存のため」に1981年に転換しました。エンリックはスローフード協会の会員で、絶滅の危険があるぶどう品種の栽培にも取り組んでいます。中でも「マルヴァジア デ シッジェス」は大変貴重なもので、スローフード協会から次世代に残していくべき品種として「味の箱舟賞」を受賞しています。マルヴァジャは他のぶどうと比べると手がかかる品種ですが、貴重でオリジナリティのあるこの品種を育てていることに彼らは誇りを持っています。
スタッフの推しコメント
「マルヴァジア デ シッジェス」これが、このワインの原料となるぶどうの正式な名前です。「マルヴァジア」というぶどうを使った白ワインは主にイタリアでよく見かけますが、このペネデスのマルヴァジアというワインとは、名前こそ似ていますが、中身は全く違います。
まず何よりもしっかりとどっしりと濃い。白ワインだと思って飲んだらガツンとパンチを喰らってしまいます。これは、白ワインというジャンルには当てはまらない、何にも似ていない、あえて言うなら「マルヴァジア デ シッジェス」というジャンルを作るしかないと言ってもいいでしょう。
一般的なさっぱりとしたフルーティな白が飲みたい人には正直お勧めできません。
でも、ワインが大好きでとにかくこの世にあるいろんなワインを試してみたいなら、その希少性を求める心を大いにくすぐる要素がたっぷりです。
というか、そもそもこのぶどうが今でも栽培されて、ワインになっていることにまずびっくり。
生産者のバルトラ家から、「マルヴァジア デ シッジェス」の原産地とも言えるシッジェスという町まで、わずか4kmという立地。研究熱心なエンリックという造り手の「この品種をちゃんと復活させたい。絶滅させずに残し続けたい」という強い願い。これらが重なって今があります。
この特別な品種を(なんせ、ぶどうの房もすごいです。普通のぶどうと全然違います。ヨーロッパ各地のワイン用ぶどうを相当数見てきたけれど、こんな細長い房は初めて!※写真は実が付き始めたときのマルヴァジア)育て続けて、ワインを造り続けてくれていること、本当に感謝しかありません。
ワインマニアのあなた。
もしまだ飲んでなかったら、これは絶対に買いです。
こんなのないです、他には。
ぜひ、あなたのワインテイスティングノートに追加してください。
食事と味わうなら、メインにはぜひお肉料理をご用意くださいね。(編集部 長谷川)