アロマティックなライチの香りと美しいキレが爽やかさを誘う午後
休日の午後、明るい陽射しが差し込むリビングやテラスで楽しむカジュアルなランチ。
オリーブオイルをさらりとかけたグリーンサラダや自家製の鶏ハムマリネを並べ、このワインをグラスに注ぎます。
ゲヴェルツトラミネールならではの甘美なライチの香りがふわりと広がり、一口飲むと驚くほどドライで凛とした酸味が、お料理の新鮮な味わいを瑞々しく引き立ててくれます。
味わい
透明感のある優しいレモンイエロー。グラスを近づけると、ゲヴェルツトラミネール特有の完熟したライチやパッションフルーツの華やかでアロマティックな香りが一気に広がります。そこに、レモンやライムなどのフレッシュな柑橘香や、濡れた石を思わせる冷涼なミネラル香が綺麗に溶け込んでいます。
口当たりは意外なほどすっきりとドライ(辛口)。トロピカルフルーツの豊かな果実味と、芯のある美しい酸味が絶妙に調和し、味わいに洗練されたバランスをもたらしています。華やかな香りに包まれながら、まろやかで滑らかな質感と、心地よいキレのある余韻を存分に堪能できるエレガントな仕上がりです。
こんな料理と
華やかでフルーティなアロマと、すっきりとしたドライな酸味は、ハーブや柑橘の酸味を効かせた前菜や、軽やかなお肉料理と抜群の相性を見せます。
例えば
・グリーンサラダ(柑橘系のドレッシングやハーブを添えて)
・自家製鶏ハムのマリネ
・白身魚のカルパッチョ(ディルやレモンを添えて)
・生春巻きや、ハーブを使ったチキンソテー
お料理のフレッシュな旨味やハーブの香りを、ワインの華やかなアロマがより立体的に引き立て、美しい酸味が後味をすっきりと引き締めてくれます。
ゲヴェルツトラミネール カビネット 白に合う料理
華やかなライチの香りとドライなキレ、ドイツ産ならではの洗練されたゲヴェルツトラミネール
個性的なアロマを持つ人気品種「ゲヴェルツトラミネール」を100%使用しています。
ゲヴェルツトラミネールは一般的に甘口に仕上げられることが多い品種ですが、シュトリッツィンガー家ではフランケン地方の冷涼なテロワールを活かし、アロマの華やかさはそのままに、極めて洗練されたドライな辛口の「カビネット」クラスに仕上げました。急斜面のテラス式畑で丁寧に育てられたぶどうならではの、しっかりとした酸味とミネラルが味わいの芯を支えています。
手作業しかできない急斜面のテラス式畑「シュトリッツィンガー家」
造り手のシュトリッツィンガー家は、ドイツ南部の銘醸地フランケン地方のクリンゲンベルグ村にあります。絵本のように可愛らしい木組みの建物が並ぶこの美しい村で、1985年からビオラント(ドイツ最大のオーガニック生産者団体)の指針に沿ってオーガニック栽培を始めました。
畑はマイン川を見下ろす標高300mの非常に厳しい急斜面にあり、1区画ごとに階段を上り下りする「テラス式」になっています。機械は一切入ることができず、すべての農作業や収穫時の運搬(40kg of ブドウの入った籠を背負って何度も往復する過酷な作業)はすべて人の手によって行われます。
醸造面でもポンプを使わず重力を利用してブドウを移動させ、地元産の樫樽や栗樽を使い、天然酵母のみで発酵させるなど、自然とテロワールを極限まで尊重した実直なワイン造りを追求しています。
このワインについてさらにひ言
ゲヴェルツトラミネールならではの妖艶で華やかなライチのアロマを気軽に楽しめる、待望のドイツ産辛口白ワインです。
冷やしすぎるとこの品種が持つ高貴な香りが閉じてしまうため、10〜12℃前後の少し高めの温度でお召し上がりいただくのがおすすめです。グラスの中で温度が上がるにつれて、トロピカルフルーツの甘美な香りがより一層ふくよかに広がっていきます。
テイスティングコメント
優しいレモンイエロー。
ゲヴェルツトラミネールらしいライチの香りに、レモンやライムの柑橘類、濡れた石のようなミネラルが感じられます。
口当たりはドライで芯のある酸味が印象的。ライチなどのトロピカルフルーツや柑橘系の果実味と、酸味が調和してバランスの良い味わいです。
すっきりとした辛口の印象ながら、まろやかな舌触りが心地よく、ゲヴェルツトラミネールらしい香りを気軽に楽しめるワインです。
ぶどう品種(品種名のクリックで各品種の説明ページへ)
生産者シュトリッツィンガー家について

シュトリッツィンガー(シュトリッツィンガー家)- Familie Stritzinger
オーガニック歴:1985年から(認証取得は1990年)
フランクフルトから車で2時間ほどのロマンチック街道で有名なドイツ南部のフランケン地方・クリンゲンベルグ村にあります。
前当主ヴィリが村のワイナリーで働き始め、翌年1972年に小さな畑を買ってワイン造りを始めました。ヴィリはドイツ最古で最大のビオ生産者団体でのアドバイザーも務めたパイオニアで、元々環境問題に敏感だった為1990年に転換しました。
畑はマイン川を見下ろす急斜面にありテラス式になっています。日当たりも良く春もすぐに暖かくなる畑ですが、1区画ごとに階段を上り小さな道具だけを使う重労働です。
一部ビオディナミの要素を取り入れ、ストレスや病気に強く質の良いぶどうに仕上げています。酵母は添加せず、樽はドイツ産を使うなどこだわったワイン造りをしています。