綺麗な酸味と果実味が演出する大人の食卓
料理によっては、少し冷やし気味(14度前後)にして。
揚げたての旬の野菜や魚介の天ぷらを、天つゆではなく「お塩」でさっぱりといただきながら。
ワインの持つ鮮烈でエレガントな酸味が、揚げ物の油を綺麗に流してくれ、涼やかで凛とした、大人の夏の食卓を完璧に演出してくれます。
味わい
グラスに注ぐと、深い色合いの輝くルビー色が目を引きます。
煮詰めた木苺やブラックベリーのような、鮮やかで甘やかな赤黒系の果実香をベースに、
薔薇やスミレといったお花の香り、さらにシナモンや紅茶、ほんのりチョコレートのニュアンスも感じられ、いつまでも嗅いでいたくなるような、繊細で美しい香りの構成です。
口に含むと、「鮮烈でエレガントな酸味」。その美しい酸の骨格に、艶やかでピュアな果実味がぴったりと寄り添っています。渋味(タンニン)は非常にきめ細かく、引っ掛かりの全くない、どこまでもスムーズな飲み心地です。
こんな料理と
非常に繊細でエレガントな造りのため、素材の良さを活かしたお料理や、和食全般と素晴らしい相性を見せます。
例えば
・手打ち蕎麦(鴨せいろなどにも)
・上品な天ぷら(お塩で)
・牧草牛などの脂の少ないフィレステーキ(シンプルに塩胡椒で)
・繊細な出汁を含ませた根菜の煮物
・ふんわりと焼き上げたチーズスフレ
お料理の繊細な風味を一切邪魔することなく、ワインがそっと寄り添い、引き立ててくれます。
日本では珍しい、ポテンシャルの高い隠れた銘醸地「ラドワ」
ブルゴーニュ・ボーヌ地区の北側に位置する「ラドワ(Ladoix)」村。
日本では見かけることの少ないマイナーなアペラシオン(産地)ですが、フランス国内では非常に人気が高く、特級畑(グラン・クリュ)のコルトンの丘の麓に位置するポテンシャルの高い産地として知られています。
シャペル家が手がけるこのラドワは、そのテロワールの奥深さと、オーガニック栽培ならではのブドウのピュアさを完璧に表現した、隠れた名作です。
サントネー村で5代続く情熱の造り手「シャペル家」
ドメーヌ・シャペルは、サントネー村で5世代にわたってワイン造りを続けている歴史ある家族経営のワイナリーです。
「情熱的なチームがテロワールに奉仕する」という信念のもと、早くから自然と調和したワイン造りに取り組み、2003年からは本格的にオーガニック栽培へと移行しました。
代々受け継がれてきた伝統的な手法と、環境への深い配慮が融合することで、彼らのワインには、土地のエネルギーと家族の温かさがたっぷりと詰まっています。
このワインについてさらにひと言
ブルゴーニュの赤ワインに「繊細さ」や「エレガンス」を求める方に、真っ先におすすめしたいワインです。
力強さや渋味で押してくるタイプではなく、まるで上質なシルクのようにスッと体に馴染んでいく心地よさは、オーガニックワインの真骨頂と言えます。大きすぎない中ぶりのグラスで、少しずつ温度を上げながら香りの変化をお楽しみください。
テイスティングコメント
深い色合いの輝くルビー。
煮詰めた木苺やブラックベリーの鮮やかな果実香に薔薇やスミレが調和する。さらにシナモンや紅茶、ほんのりチョコレートのニュアンス。繊細で美しい香り。
口に含むと、まず感じる鮮烈でエレガントな酸味。艶やかな果実味がそれに寄り添い、渋味はきめ細かく、口中をくるむように柔らかく広がる。
ブルゴーニュ・ボーヌ地区の北、ラドワの中口(ミディアムボディ)の赤ワイン。日本ではあまり見かけないラドワのワインですが、フランスでは人気がありポテンシャルの高い産地です。
ぶどう品種(品種名のクリックで各品種の説明ページへ)
生産者シャペル家について

ドメーヌ シャペル(シャペル家) - Domaine Chapell
オーガニック歴:2003年から
ワインの銘醸地ブルゴーニュ地方の中でも、世界中のワイン愛好家が絶賛する優れた赤ワインと上品で繊細な白ワインが産出されるコート・ド・ボーヌにあります。1893年にサントネーとシャサーニュに畑を得たことから始まる代々続く名門です。1923年に自家瓶詰を開始、現主のジャンフランソワが土壌について学んだのを機にオーガニックを決意しました。
土・ぶどう・人、それぞれの生命の営みを尊重するワインづくり
その土地の特徴をワインに表すためには、土の概略・ぶどうの覚悟・人間の覚悟を尊重することが必要との結論に達し、2003年に転換しました。 多くの区画からなる20haの畑のぶどうは全量手摘みを行い、畑の区画ごとの特性を表現できるワインを心がけています。