味わい
ピントゥ イ クルスさんのドウロはプルーンやブラック チェリーを煮詰めたような香りの中に甘草(カンゾウ)や胡椒を連想するニュアンスがあります。
渋みがワインに溶け込んでいて、バニラやキャラメルを思わせる後味が印象的。しっかりと熟した果実の恵みが詰まったような、まろやかで厚みのある赤。
ステーキなどの肉料理にたっぷりの付け合せ野菜を用意して、自宅でゆっくりと楽しみたい1本です。
16-18℃でどうぞ。
甘口ポルトが大半を占めるドウロ地方(ポルトガル)では珍しい、甘くない重めの赤=辛口タイプ。
※清澄やろ過を行っていないので、澱が見られる場合があります。飲む前に瓶を立てておくと底に沈みますのでグラスに入らないようお気をつけください。ワイン由来成分ですのでご安心ください。
Decanter World Wine Awards 2009 Bronze受賞
ワインに合う料理
地鶏、豚肉、野うさぎ、ハード系チーズ、ローストチキン、タルタルステーキ、チキンのパスティーヤ
ぶどう品種(品種名のクリックで各種品種の説明ページへ)
生産者ピントゥイクルス家について

カザウ ドス ジョルドス(ピントゥイ クルス家) - Casal dos Jordoes
オーガニック歴:1994年から
ポルトガル北西部ドウロ川沿いにある、1870年に創立したワイナリー。年間を通して雨は少なく乾燥し、夏と冬の寒暖差が激しい地域にあります。1994年にポルトガル政府がオーガニック転換に対する補助金を設けたのをきっかけに転換しました。畑は傾斜15〜35度の急傾斜地にあり、機械が使えないので、全て手摘みです。収穫したぶどうは機械で潰して石桶に移し、足でさらに踏み潰します。足踏みの古代製法の方がより良いワインが出来ることから、今もこの製法を守っています。「ここでオーガニックは不可能」と言われるほどの厳しい条件にも関わらず、国外のコンクールで数々の賞を獲得するワインを創り出しています。