複雑なアロマに酔いしれる夜
ウォッシュチーズやスパイスを使った肉料理など風味の強いおつまみを少しずつ味わいながら。
時間が経つにつれて溢れ出す薔薇や紅茶、ジャムのような甘やかなアロマが、日常から切り離されたような、贅沢で特別な時間へと誘ってくれます。
味わい
グラスの奥に深みを感じる美しいルビー色。
生き生きとしたフランボワーズの鮮やかな香りの奥に、様々なスパイスや土のニュアンスなど、力強さを予感させる香りが印象的です。
また、ゆっくりと時間をかけることで、煮詰めた赤い果実のジャム、華やかな薔薇、紅茶、さらには肉を思わせる野性的な香りまで香りが溢れ出し、複雑さを増していきます。
口に含むと、弾けるような果実味と、しっかりとした酸味。強いミネラル感が特徴的で、きめ細かく端整な渋み(タンニン)が心地よい舌触りを与えます。このワインが持つスケールの大きさと、格上の品の良さを強烈に感じ取ることができます。
こんな料理と
野性味のある香りや、スパイス、土のニュアンスを持つため、少しクセのある食材や、風味の強いお料理と見事に調和します。
例えば
・鴨肉のロースト(ベリー系のソースで)
・ジビエ料理(猪や鹿など)
・スパイスをしっかり効かせた豚肉のグリル
・マッシュルームなどキノコをたっぷり使った料理
・ウォッシュタイプなど少しクセのある熟成チーズ
お料理の強い風味を、ワインの複雑さがしっかりと受け止めてくれます。
村名クラスを超越したスケール感。時間をかけて開花する複雑さ
「コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ」は、銘醸地ニュイ地区の限られた村で造られるワイン。
しかしこの1本は、そのクラス(格付け)を軽々と超えるほどのスケールの大きさとポテンシャルを秘めています。最初は少し人見知りをして力強く硬い表情を見せますが、グラスの中で空気と触れ合わせることで、まるで万華鏡のように次々と新しいアロマを開花させる、
ワイン上級者の探究心をくすぐる非常に興味深い作品です。
銘醸地で伝統を受け継ぐ「シャトー・ド・プレモー」
シャトー・ド・プレモーは、ニュイ・サン・ジョルジュなどに15ヘクタールの畑を所有し、5世代にわたってワイン造りを受け継いできた家族経営のドメーヌです。
現当主のアルノー・ペルティエ氏は2003年にドメーヌを引き継ぎ、細部へのこだわりと情熱をもって、テロワールの豊かさと個性を反映したワインを生み出しています。
彼らのワインには、ブルゴーニュの伝統に対する深い敬意と、飾らない実直な人柄が表れています。
このワインについてさらにひと言
このワインの真価は「時間」が教えてくれます。
抜栓直後はミネラルと酸の骨格が際立っていますが、どうか焦らずにグラスの中でゆっくりと休ませながら、1時間、2時間と時間をかけて味わってみてください。
最後の一杯になる頃には、驚くほど甘やかで官能的な薔薇やジャムの香りが広がり、「もう一杯飲みたい」と心から思わせてくれる、感動的な結末が待っています。
テイスティングコメント
奥に深みを持つルビー。
グラスを近づけると、生き生きとしたフランボワーズの香りが実に鮮やか。その他様々なスパイスや土など、最初は非常にその力強さを感じる香りが印象的だが、ゆっくり時間をかけると、驚くほどどんどん香りが溢れ、複雑さを増してゆく。よりいっそう甘やかに広がる煮詰めたような赤い果実のジャムや、華やかな薔薇の香り、紅茶、さらに肉を思わせるやや野生的な香りも。
口に含むと、弾けるような果実味と非常にしっかりとした酸味が中心の若々しい味わいで、強いミネラル感が特徴的だが、今からでも十分にこのワインの持つスケールの大きさ、格上の品の良さを強烈に感じ取ることができる。
渋みはきめ細かく端整で、心地よい舌触り。ぜひ時間をかけて、ゆっくりと味わってほしい、素晴らしい骨格を持つピノノワール。
じっくり時間をかけて味わいたいワインです。
ぶどう品種(品種名をクリックで各種品種の説明ページへ)
生産者ペルチエ家について

シャトー ド プレモー(ペルチエ家) - Chateau de Prémeaux
オーガニック歴:1999年から
ブルゴーニュ地方・コートドニュイの南寄りのニュイサンジョルジュ村にあります。1920年にシャトーを購入し、親から子へと引き継がれてきたワイン農家です。現在は5代目アルノーが中心となりぶどう栽培と醸造を行っています。一部の畑は昔からオーガニックでしたが2012年に全ての畑を転換しました。大地を汚染することにつながらない方法で栽培を行っている土地、体に良いものを飲んで食べるということを子供達に伝えていけることが誇りになっています。ペルチエ家のワインのほとんどはフランス個人顧客向けであり、フランス国内でも入手困難なワインです。区画ごとに厳密に分けて醸造することで、大切にしているテロワール(土壌)を引き出しています。