味わい
~ストレートな味の表現が魅力~
生産者の「クリーンな造り」への挑戦を体現した、SO2無添加(総SO2量7mg以下/L )の赤ワインです。
ムールヴェードルとグルナッシュを使用し、無清澄・軽濾過でぶどう本来のピュアな魅力を引き出しました。
若さの中にも熟成感を漂わせる外観、熟した果実とバルサミコを思わせる複雑なアロマが特徴です。
味わいは極めてドライですっきりしており、14%近くのアルコールを感じさせない滑らかさです。
抜栓後の香味の安定性も高く、グラスワインにも最適です。ナチュラルな造りながら欠点が見られない、高い技術力が光る1本。
メイン料理と気軽に楽しむ食中酒として特にお勧めです。豚の角煮や鶏のから揚げにはもちろん、中華ならチンジャオロース、洋食ならパエリアやローストチキンにもおすすめです。
ワインに合う料理
洋食:パエリア、生ハム、パテ、牛・豚のロースト(カシスやベリー系のソース)/和食:豚の角煮、鶏のからあげ/中華:チンジャオロース、北京ダック(中華の甘味噌テンメンジャンに合う)/スタッフの訪問時、デザートに出していただいたイチゴのオーブン焼きにぴったり合って驚きました。イチゴを5-10分中火のオーブンで焼いて、ミックスペッパー(黒、ピンク、白、グリーンのミックス)を軽くかけたもの
ぶどう品種(品種名のクリックで各品種の説明ページへ)
生産者バルトラ家について

ベガ デ リベス(バルトラ家) - Vega de Ribes
オーガニック歴:1981年から
スペインとフランスの国境沿いのカタルーニャ地方にあります。スペイン最高のワイン産地と言われているリオハに次いで評価の高い産地です。バルトラ家は1540年から続くワイン農家です。現在は20代目のエンリックを中心にいとこと共同経営をしています。オーガニック転換はいとこが興味をもったのがきっかけで、「家族のため、消費者の安全のため、環境保存のため」に1981年に転換しました。エンリックはスローフード協会の会員で、絶滅の危険があるぶどう品種の栽培にも取り組んでいます。中でも「マルヴァジャ デ シッジェス」は大変貴重なもので、スローフード協会から次世代に残していくべき品種として「味の箱舟賞」を受賞しています。マルヴァジャは他のぶどうと比べると手がかかる品種ですが、貴重でオリジナリティのあるこの品種を育てていることに彼らは誇りを持っています。