味わい
~一味違うスムース系ボルドー~
グラスに注ぐと、深くて綺麗なガーネットの色合いが映え、木苺、ブルーベリー、ブラックベリーやイチゴなど、赤や黒の果実のアロマがふわりと上がってきます。
果実のアロマの裏にはバルサミコを思わせる香りや、甘草などのスパイスの香りも感じられ、好奇心が刺激されます。
口に含むとまずスッキリとした酸味にきめ細かいタンニンを感じ、その後に続く緩やかな収斂性がワインにほどよくドライな印象を与えます。単純なビターさだけではなく、どこかお茶のような穏やかな苦みと、ワインの果実味が綺麗に調和しています。
サラサラとした舌触りで、スムースな飲み心地。
気軽に毎日の食卓で楽しめる、モダンなスタイルのボルドーワインです。
ワインに合う料理
ハンバーグ、鶏肉のトマト煮込み、カスレ(白インゲンマメとソーセージ、塩漬けの豚肉、鴨肉などを煮込んだ料理)、カマンベール、ブリア・サヴァラン
ぶどう品種(品種名のクリックで各種品種の説明ページへ)
生産者ラビュゾン家について

シャトー ド モンバザン(ラビュゾン家) - シャトー ド モンバザン
オーガニック歴史:有史以来(認証は1963年より)
ボルドー地方のガロンヌ河左岸・グラーヴ地区にあります。ワイン農家としての歴史は古く1668年以前から代々引き継がれてきました。大西洋気候ですが、森により大西洋からの強い風が遮られ、やや高めの気温です。土壌は石が多く、この石が昼に熱を保ち夜に熱を放つ寒暖差で、良いぶどうが実ります。1963年には、土にいつまでも残ってしまう化学物質を使わず、子供達に美しい地球を残していくためにオーガニックへ転換しました。この決断をしたポーレットはボルドー地方でのオーガニックの草分け的存在です。畑に与える養分は自然由来のもの、病気対策も天然由来のものと少量のボルドー液だけを使う。現在はポーレットから息子や孫の世代になりましたが、知恵と経験はしっかりと受け継がれ更に新しい感覚を加えてのワイン造りを行っています。