味わい
~フルーティで若々しい赤ワイン~
明るく輝くルビーの色合いから若々しい香りが漂います。
フレッシュなラスベリー、ブルーベリー、セイヨウスグリなど、小さくて甘酸っぱさが凝縮された果実の香りが、ふわっと花が開くように立ち上がります。その後にわずかなバニラやココナッツの樽由来の香りが続き、美味しさに拍車をかけます。
口に含むと採れたての果実をかじった様な生き生きとした酸味を感じます。
ワイン自体はドライな味わいですが、上質な果実味のおかげでエレガントに仕上がっています。
喉を通った後にも綺麗な酸味が残り、余韻に赤い果実香と香ばしいアロマが続くため、最後まで満足感があります。
理想の美味しさを引き出すために清澄もろ過もしていませんが、そうとは思えないほど、透明感のある香りと味わいが楽しめるワインです。
このフレッシュな味わいを楽しむためには3年~5年の間に飲むことをお勧めします。抜栓後も数日はフレッシュさが続くので、お好きなペースでお楽しみいただけます。
ワインに合う料理
手打ちパスタ、炭火焼の肉、ローストチキン、肉のアンティパスト、野菜のグリル、マイルドなチーズ、バーニャカウダ
ぶどう品種(品種名のクリックで各種品種の説明ページへ)
生産者ロヴェロ家について

ロヴェロ フラテッリ(ロヴェロ家)- ROVERO Fratelli
オーガニック歴:1985年から
イタリア北部ピエモンテ州のサンマルツァノットにあります。ピエモンテ州はイタリア全土の中でも1位2位を争うワイン銘醸地です。1880年から代々続くワイン農家で、現在は3兄弟でワイナリーを運営しており、ワイン造りは長男の息子エンリコが中心となって行っています。地中海性気候により、ぶどうの成長期・結実期・夏の終わりに太陽がよく照ることでよく熟した実が収穫できます。化学合成物質のない場所で、暮らし・働くため。また私たちの美しい大地を救い、守っていくため1985年に転換しました。収穫は全て手摘み、電力はソーラーパネルでまかなっています。多くの種類のぶどうを栽培し、数種類のワインを造っていますが、そのワインごとに畑や造り方を細かく変えてそれぞれのワインの特徴を表現しています。ワイナリー内には宿泊施設とレストランがあり、出される食材も全て敷地内でオーガニックで育てたものを提供しています。