夕暮れ時のアペリティフから、賑やかな夕食まで
西日が差し込む夕暮れ時。仕事早く終わった日は、アペリティフ(食前酒)としてこの一杯を。
グラスを透かして見えるのは、深みのある黄金色。 繊細なレモンやライムに、マスカットや桃などの香りが加わり、芳醇でいて清々しい香りが立ち上がります。
一口飲めば、その「ちょうど良さ」に驚くはず。 軽すぎず、重すぎず。スッと喉を通る心地よさと、確かな満足感。
「とりあえずこれを冷やしておけば大丈夫」 そんな風に思わせてくれる、食卓の強い味方です。
味わい
外観は、輝きのある麦わらのような黄金色。 香りは、繊細なライムやレモンの香りにマスカットや桃、パインなどの香りが重なります。
口に含むと、フレッシュな酸味と、ボリューム感のある果実味がバランスよく広がります。 後口には、ハーブや柑橘系の余韻。
どんな気分の時でもスッと身体に馴染む、雑味のないピュアな美味しさが魅力です。
こんな料理と
「食卓の万能選手」の名にふさわしく、和洋中あらゆるお料理と調和します。 例えば
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生ハムと季節のフルーツ
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魚介のマリネやカルパッチョ
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エビのフリット(塩とレモンで)
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和食なら、だし巻き卵や白身魚の西京焼き
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ハーブを効かせたチキンのソテー
お料理の邪魔をせず、むしろ素材の甘みを引き出してくれるようなペアリングを楽しめます。
銅色の肌を持つ、ベネトの王道
ピノ グリージョ(灰色のピノ)という名の通り、ぶどうの皮は少し赤みがかった色をしています。 ムザラーニョ家の畑が広がるリゾン・プラマッジョーレ地区の粘土質土壌は、この品種に豊かなエキス分と、骨格のしっかりした味わいを与えます。
「ただの軽い白」では終わらない、芳醇な味わいを感じていただけます。
1999年から続く、オーガニックの探求
造り手のムザラーニョ家は、1999年から本格的にオーガニック栽培へと舵を切りました。
25年以上にわたり、一度も化学肥料を使わずに守り抜いてきた土壌。 そこから生まれるぶどうは、生命力に満ち溢れています。 「良いワインは、良い土壌からしか生まれない」という彼らの信念を、この一杯から感じ取ってください。
このワインについてさらにひと言
「ピノ グリージョ」は、世界中で愛されている品種ですが、ムザラーニョ家のものは特に、オーガニックならではの無駄なものが削ぎ落とされた透明感が際立ちます。
冷蔵庫に常に一本ストックしておきたくなる。 そんな、日常に寄り添う最高に幸せな白ワインです。
テイスティングコメント
~多彩で繊細なアロマが魅力~
ゆっくりと時間をかけて風味が開く、花のつぼみのようなワインです。
繊細なライムやレモンなどの柑橘系の香りの後に、マスカットや桃、パインや白コショウの香りが続きます。時間とともにアカシアやミネラルなどのバラエティー豊かかつ上品に香ります。
味わいは酸味と甘味のバランスがとても綺麗で、粘性もあるため、しっかりとしています。最初から最後まで続く酸味と、終盤にかけて感じられる程よい苦みの調和がボディに力強さを与えています。飲んだ後にはハーブや柑橘系の余韻が残ります。
グラスに注いだ後の時間や飲む際の温度などで印象が変化しますので、思わず自分の好みを探してみたくなる1本。
ぶどう品種(品種名をクリックで各種品種の説明ページへ)
生産者ムザラーニョ家について

テッラ ムーザ(ムザラーニョ家)- Terra Musa
オーガニック歴:1999年から
イタリア・ヴェネト州東部のプラマッジョーレにあります。
自分自身のぶどう畑で育てたぶどうからできるワインを造るワイナリーを建設するという夢を実現し1972年に設立しました。当初20haからスタートした畑は30haまで広がりました。
この地は湿気が多く、オーガニックでぶどうを栽培するのは難しい土地です。しかし環境に優しい農法を行うことに決め1999年にオーガニック転換しました。
「オーガニックワインを飲むこと、オーガニックワインを造ること、それはライフスタイルである」とオーガニックワインを造る選択をしたことを誇りに思っています。収穫のたびにより良いものを生み出したいと挑戦し続けています。
湿度の高い土地でオーガニックを貫く姿勢が、透明感ある味わいを生み出しています。