お気に入りの音楽を聴きながら大切な人と語らう時間
部屋の明かりを少し落とし、心地よい音楽に耳を傾ける大人の夜。
少し贅沢なチーズやシンプルなグリル料理をつまみながら、グラスを傾けて。
複雑に変化するアロマと、古木ならではの上品で落ち着いたたたずまいが、深く静かな対話を優しく包み込んでくれる、そんな極上の時間のためのワインです。
味わい
輝きのある美しいバイオレット。チェリーやラズベリーのピュアな赤果実のアロマにキルシュが重なります。ドライでさらりとした滑らかな口当たりから、後半に向けて豊富なタンニンと酸味が現れ、余韻にはクローブ、ココナッツ、バニラなどの甘くスパイシーな樽香がしっとりと漂う上品な味わいです。
こんな料理と
このワインの持つさらりと上品な質感と、後半に広がる心地よいスパイシーさは、お肉の旨味を活かしたシンプルな温かみのある料理と引き立て合います。スペインの定番料理との相性は言わずもがな。
例えば
・塩コショウでシンプルに焼き上げた牛ステーキ
・ローストチキンや焼き鳥(塩)
・トルティーヤ(具だくさんのスペイン風オムレツ)
・ピスト・マンチェゴ(ラ・マンチャ風野菜の炒め煮、卵とじ添え)
・鶏肉のパエリア
家庭的で温かい料理の優しい味わいを壊すことなく、古木ボバル由来の上品なタンニンがコクを添えてくれます。
樹齢60年の古木がもたらす、エレガントで純度の高いボバル100%
コティーノ家のプレミアムレンジである「MON(モン)」シリーズの一本。標高の高い涼しい高原に位置する、樹齢60年を超える古木のボバル種を100%使用しています。
かつてはブレンド用の安価なブドウとみなされていたボバルですが、深い根が土壌から吸い上げた大地のエネルギーと生命力が、驚くほどきめ細やかなタンニンと綺麗な酸味をワインに宿らせ、ぐっと深みのあるエレガントな一流の芸術品へと昇華させています。
バレンシアの自然と人に寄り添う「コティーノ家」
造り手のコティーノ家(アランレオン)は、バレンシアの高原地帯に歴史あるワイナリーを構えています。
「土地のテロワールをそのままボトルに詰めたい」という想いから、2003年よりいち早く完全オーガニック栽培へと転換しました。
伝統的な建物を大切にリノベーションして使用しつつ、醸造時に動物性原料を使用しないヴィーガン対応を導入。さらにラベルには点字を施すなど、あらゆる人々へ寄り添う優しいワイン造りを実践しています。
このワインについてさらにひと言
「ボバル種のワインは重くて無骨」という従来のイメージを、見事に覆してくれるのがこの「スロー モン」です。
野生酵母を用いて丁寧にゆっくりと発酵させ(スロー)、樽熟成させたことで、繊細で奥深いフレーバーの重なりが完成しました。飲む人を魅了する、トスカーナの熟成ワインにも通じるしなやかで洗練された傑作です。
テイスティングコメント
輝きのあるバイオレット。中心部の濃い色調からエッジにかけてのグラデーションが美しい色合い。
グラスに注いだ瞬間からチェリーやラズベリーなど赤い果実の香りが漂い、キルシュ(さくらんぼの蒸留酒)の香りも感じられます。
口当たりはドライで、初めのうちタンニンや酸味は軽く感じられますが、しっかりと存在しています。
さらりと流れるような印象から、徐々に収斂性が増し、後半ではより強くタンニンを感じます。 口に含むとブルーベリーやカシス、ブラックベリーといった黒果実の香りと味わい。後半にはクローブのようなスパイス感がパッとやってきて、余韻にはココナッツやバニラのようなスイートスパイスがソフトに穏やかに残ります。
シンプルな味わいですが、それぞれが見せる香りや味わいが丁寧で、上品なワインに仕上がっています。
ぶどう品種(品種名のクリックで各品種の説明ページへ)
生産者コティーノ家について

アランレオン(コティーノ家)- Aranleon
モンテサンコ(コティーノ家)- Montesanco
オーガニック歴:2003年から
コティーノ家はスペイン バレンシア北西部のウティエル・レケーナに2つのワイナリーを持っています。
ひとつは1972年に建てられた村唯一のワイナリー、もうひとつは1752年創立の歴史的建造物です。両施設とも昔からあるものを再利用してぶどうの魅力を十分に引き出せるような設計に改装しました。テロワールを最大限に引き出したワインを造るため、2003年にオーガニックに転換しました。昔ながらの土着品種を大切にし、それぞれの個性が引き立つワイン造りを目指しています。リーズナブルなBlesシリーズ、リッチなSoloシリーズ、最高級のMONシリーズとラインナップが豊富です。未だ知られていない産地の魅力をぜひ発見してみてください。