【オーガニック転換中】現在取り扱い中のヴィンテージは、オーガニック認証申請中に造ったワインのため認証は付いておりません。
深みのある濃厚なチェリーレッドの外観から、長期熟成を感じさせる艶やかさを備えた重口赤ワインです。ブラックベリーやラズベリー、ブルーベリーの凝縮した果実香に加え、スミレのフローラルやキャラメル、チョコレート、ナツメグやクローブといった複雑な香りが調和。口当たりは極めて滑らかで、上質なタンニンが骨格を支え、果実味と樽由来の風味が見事に融合しています。Decanter 94点、Tim Atkin MW92点の高評価を獲得し、メンドーサ家のラインナップ中でもトップクラスのクオリティ。リオハの至宝として自信を持っておすすめできる一本です。
ワインの詳細
味わい
~リオハ最高峰が誇る、熟成とエレガンスの極みワイン~
深みのある濃厚なチェリーレッド。グラスの縁まで色濃く染まる色調で、熟成感がありながらも、つややかで若々しさを感じさせる印象もあります。
グラスに注ぐと、非常に豊かで繊細な香りが立ち上がります。
ブラックベリーやラズベリー、ブルーベリーなどの凝縮感のある果実香に加え、スミレの花を思わせる上品なフローラルの香りが印象的。
さらにフレンチオーク由来のキャラメル、チョコレートに、ナツメグやクローブなどのスパイスといった複雑なニュアンスが溶け合います。香りだけでも、長期熟成ならではの奥行きと洗練された印象を感じます。
口当たりは極めて滑らかで、濃密かつエレガント。
甘やかで上質なタンニンがしっかりとワインの骨格を形成し、果実味と、樽由来の風味が見事に調和しています。フィニッシュは非常に長く、心地よいスパイシーさと果実の余韻が続きます。
長期熟成によって研ぎ澄まされた、力強さと繊細さが共存。
言葉にならないような感動が体験できる、至極の一品です。
受賞歴など
- Decanter 2025…94ポイント
- Tim Atkin MWによるベストリオハワインレポート…92ポイント
どちらもメンドーサ家のラインナップ内での最高得点を取得しており、まさに自他共に認める最高峰のワイン。
ぶどう品種(品種名のクリックで各品種の説明ページへ)
テンプラニーリョ
「非常に良い」2016年ヴィンテージ
今回入荷したリオハ グラン レセルバのヴィンテージは2016年。2016年はリオハDOCa委員会により公式に「非常に良い」と評価されたヴィンテージです。天候に恵まれ、ぶどうは健全に成長し、害虫や病害の影響もほとんどありませんでした。乾燥と夏の高温によって高品質なぶどうが育ち、収穫期の好天により2か月以上にわたる長い収穫となったことで、生産量も増加。
その結果、2016年のリオハのワインは、酸とアルコールのバランスが非常に良く、タンニンは柔らかく丸みを帯び、深みと余韻を兼ね備えた仕上がりになっています。
ワインに合う料理
和牛のロースト、ダークチョコレート、カスレ、フォワグラのソテー
生産者メンドーサ家について
カスティーリョ デ メンドーサ(メンドーサ家) - Castillo de Mendoza
オーガニック歴:2000年から
メンドーサ家は、スペイン北部リオハ・アルタ地方でシエラ・カンタブリア山脈とエルバ川の恵みを受けた理想的な環境でぶどうを育てています。標高約600mの畑は昼夜の寒暖差が大きく、果実味と酸のバランスに優れたぶどうを生みます。北と南に35haの畑を持ち、ぶどうの中には樹齢100年以上になる古樹も。畑は石混じりの痩せた石灰質粘土質で、ぶどうは地中深くに根を張り、小粒で凝縮感ある果実が実ります。
2000年からオーガニック農法に転換し、土地と人々の「ケア」が信条。生物多様性を大切にしながら、電力は100%ソーラー発電、またワインの資材も環境に配慮したものを採用しています。
栽培は芽かきや房数調整など丁寧な手作業を行い、収穫は全て手摘み。畑と醸造所で二度の厳格な選果にこだわります。岩盤を掘り抜いたカーヴで静かに熟成。カジュアルに楽しめるワインから、こだわり抜いたトップキュヴェまで、幅広いタイプのワインが楽しめます。