気分をリフレッシュ!軽やかに楽しむ初夏のエスニック×ワイン

初夏のやわらかな風が心地よく感じられるこの季節。
新しい環境にも少しずつ慣れ、ふっと肩の力が抜けてくる頃でもあります。
一方で、どこか気持ちが緩んだり、やる気が出にくくなる“季節のゆらぎ”を感じる方も多いのではないでしょうか。
そんなときにおすすめしたいのが、エスニック料理とワインの組み合わせ。
ほどよいスパイスや酸味、甘みが、気分を軽やかに切り替え、食卓に心地よいリズムをもたらしてくれます。
今回ご紹介するのは、中華料理や、韓国、タイ料理などのエスニックメニューを、ワインと寄り添うようにほんの少しだけアレンジしたラインナップ。
スパイスや味わいのバランスを整えることで、ワインとの相性がぐっと引き立ちます。
「エスニックにワイン?」という意外性の先にあるのは、気取らず楽しめる新しい美味しさ。
肩の力を抜いて、初夏らしい軽やかで新鮮なマリアージュをぜひ体験してみてください。
<タイ・ベトナム料理とワインのマリアージュ>

■生春巻きと楽しむスペインの爽やか白
みずみずしい野菜とハーブ、もちっとしたライスペーパーの食感が楽しい生春巻き。
軽やかでありながら、合わせるソースによって印象が変わる、奥行きのある一皿です。
そんな生春巻きに合わせたいのが、スペイン・バレンシア産の白ワイン『ブレス 白』。
土着品種マカベオにソーヴィニヨン・ブランをブレンドした、フレッシュでキレのある辛口です。
いきいきとした果実味と程よいミネラル感が、野菜の瑞々しさやハーブの香りと心地よく調和。
さらに、甘辛いスイートチリソースやヌクチャム、コクのあるピーナッツソースともバランスよく寄り添います。
一口ごとに広がる爽やかさが、初夏の食卓にぴったりのマリアージュです。
■ポイントは“辛さ控えめ” グリーンカレーとワインの華やかマリアージュ
ハーブの爽やかな香りと、ココナッツミルクのやさしい甘みが魅力のタイのグリーンカレー。
そんな一皿に合わせたいのは、華やかなアロマを持つアルザスの白ワインです。
この組み合わせで大切なのは、「辛さを少しだけ控えめに仕上げること」。
実は、以前スタッフが本格的なタイ料理にワインを合わせた際、辛味が強すぎてワインの風味がかき消されてしまい、繊細な香りや味わいを十分に楽しめなかったことがありました。
辛さをやわらげることで、グリーンカレーのハーブの清涼感やココナッツミルクのまろやかさが引き立ち、ワインの華やかな香りと美しく調和します。
おすすめは、アルザスのゲヴェルツトラミネールやミュスカ。
芳醇なアロマとほのかな甘みが重なり合い、リッチで印象的なマリアージュをお楽しみいただけます。
<韓国料理とワインのマリアージュ>

■ごま油や黒胡椒の風味と楽しむ、軽快な赤ワイン
ごま油の香ばしさと、たっぷりの野菜や牛肉のコク。
そこに黒胡椒のアクセントが重なるチャプチェは、甘辛い味わいの中に奥行きのある一皿です。
そんな味わいに寄り添うのが、イタリア・ヴェネトのマルベックを使った赤ワイン。
スパイスやほのかなスモーキーさを感じさせつつ、酸味・甘み・タンニンのバランスがよく、後味は軽やかにまとまります。
香ばしさやコクをしっかりと受け止めながらも、重くなりすぎず心地よく寄り添う味わいが、チャプチェとの相性の良さを引き立てます。
よりワインと楽しむなら、牛肉を少し多めにして旨みをプラスするのもおすすめ。
満足感のあるマリアージュを、ぜひお試しください。
■甘辛がたまらない!トッポギとしっかり赤のマリアージュ
甘辛い味わいともちもち食感が魅力のトッポギ。
サツマイモやソーセージを加え、コクとボリュームをプラスすると、よりワインと楽しめる一皿に仕上がります。
そんなしっかりとした味わいに合わせたいのが、南仏プロヴァンスの『コート ド プロヴァンス 赤』。
シラー、カベルネ・ソーヴィニヨン、ムールヴェードルをバランスよくブレンドした、奥行きのある赤ワインです。
黒系果実の豊かな香りと、ほどよいタンニン、複雑味のある味わいが、甘辛いソースのコクと心地よく調和。
噛むほどに広がる旨みを、しっかりと受け止めてくれます。
とろけるチーズを加えれば、さらにリッチな味わいに。
満足感のあるマリアージュを、ぜひお楽しみください。
<中華メニューと楽しむワインのマリアージュ>

■ミネラルとしっかりボディがエビマヨと好相性!
樹齢50年のモスカテル(マスカット)から造られた、スペイン・バレンシアの白ワイン。
華やかな品種でありながら、驚くほど豊かなミネラル感を備えた、奥行きのある一本です。
そんな個性を活かしたおすすめの組み合わせが、海老マヨネーズ。
ミネラルのニュアンスが海老の旨みを引き立て、さらに白ワインとは思えないほどのほどよいボディ感が、マヨネーズのコクとやさしく調和します。
軽やかさとリッチさが重なり合う、満足感のあるマリアージュです。
一度味わうと印象に残る、意外性のある組み合わせをぜひお試しください。
■酢豚と試したい!ジュランソンのやや甘口白ワイン
フランス南西部・ジュランソンから届いた、やや甘口の白ワイン『ル・フリュイ』。
その名の通り、果実の魅力をたっぷりと感じられる一本です。
ジュランソン地方の土着品種「グロマンサン」と「プティマンサン」から造られ、ジューシーな果実味に加え、しっかりとした酸とほのかなビター感が心地よいバランスを生み出しています。
そんな味わいに合わせたくなるのが、酸味のあるお料理。酢豚と合わせてみました。
ソースのほどよい酸味、筍のほのかな苦み、パプリカのジューシーさが重なり合い、ワインの果実味と美しく調和します。
甘みと酸味がやさしく寄り添う、季節感のあるマリアージュをお楽しみください。
そのほかのエスニック料理や、「このジャンルとワインのおすすめを教えて!」というリクエストがあれば、ぜひワインコンシェルジュにご相談ください!