夏の定番!プロヴァンスロゼのすすめ

皆さま、ロゼワインはお好きですか?

一昔前はロゼワインと聞くと「甘くてあまり得意じゃないんだよね~」なんていうお声もよくいただいておりました。

特に夏場はどちらかといえばシュワッとしたスパークリングワインや、きりりと冷やした白ワインが人気。
ですが、マヴィでは創業からずっと夏におすすめしているワインがあるのです。

それがプロヴァンスの辛口ロゼワイン

フランスをはじめとするヨーロッパでは辛口のロゼが夏の定番。
中でもプロヴァンス地方は、最大のロゼワイン産地として有名です。

地中海に面したプロヴァンスは、強い日差しと乾いた空気、昼夜の寒暖差、そして涼しいミストラルの風というぶどうにとって理想的な条件がそろった土地。古代ギリシャの時代から続く長いワイン造りの歴史があります。

プロヴァンスといえばコート・ダジュールやマルセイユといった風光明媚な海辺のリゾート地も有名です。海沿いのレストランでは、テラス席でロゼを楽しむ人々の姿が夏の風物詩。

海の青、砂浜の白、そしてテーブルの上の透き通ったロゼワイン…この美しい3色のコントラストは、想像するだけで夏の気分を盛り上げること間違いなし。

実はフランスではロゼの生産量が白ワインを抜き、消費量もワイン全体の約30%を占めるまでになりました。

まだ辛口ロゼワインをお試しいただいていない方にはぜひこの夏マヴィのプロヴァンスロゼを飲んでいただきたい!

夏にいちおしのロゼワインの魅力をたっぷりご紹介いたします。

 

白?赤?迷ったらロゼ!

夏はきりりと冷やした白が飲みたいけど、ボリュームのあるお料理に合わせるなら赤ワインかな…」そんな夏のあるあるなお悩みを解決するのがロゼワイン。

きりりと冷やして楽しむ白ワインの魅力と、ほどよいボリューム感があり白身のお肉などのしっかりしたお料理にも合わせやすい軽めの赤ワインの魅力を兼ね備えています。

特にワインの温度が上がるとよりボリューム感が増すので、初めは冷やして白ワイン代わりに前菜や野菜料理と合わせ、少し温度が上がった中盤でお魚やお肉といったメイン料理に合わせるとばっちりですよ。

幅広い料理をカバーする万能選手

辛口のロゼワインは、トマトやオリーヴオイル、にんにく、ハーブをふんだんに使うプロヴァンス料理には、とりわけぴったりの相性で「何にでも合う」といっても過言ではありません。

また、プロヴァンス料理だけではなく和食や中華、タイやベトナム料理などのエスニックに韓国料理まで、私たちに親しみ深いアジア料理にもよく合います。特にマヴィ代表田村は晩酌でお豆腐にヴァールのロゼを合わせるのがお気に入りです。

プロヴァンスでよく食べられている「フムス」はひよこ豆のディップなので、同じように豆を使ったお料理と相性が良いのはもはや必然!?
今の季節は、豆腐に千切りの茗荷とオリーブオイル、岩塩をかけたおつまみ冷奴もおすすめです。

幅広いお料理と合わせられるので、色んなお料理が一度に並ぶ日本の食卓や、持ち寄りのホームパーティーでも大活躍。日本では、赤や白に比べるとまだまだメインで選ばれることの少ないロゼワインですが、ヨーロッパよりも軽めの食事が多い日本でこそもっと飲んでいただきたい、優れもののワインなのです。

また、キュートな香りは意外にも甘いものとの相性も良く、ベリー類を使ったデザートにもおすすめですよ。

ロゼワインに合わせたいプロヴァンス料理

プロヴァンスでは太陽をいっぱいに浴びて育ったトマトやズッキーニといった野菜や、地中海で採れる魚介類など、豊かな食材に恵まれた食文化も魅力。

特に南仏でよく使われるタイムやローズマリー、セイボリー(和名:キダチハッカ)などのハーブをミックスした「エルブドプロヴァンス(プロヴァンスのハーブ)」というものがあり、肉や魚などの食材に振りかけてグリルするだけでプロヴァンスらしい味わいが手軽に楽しめます。

マヴィスタッフがプロヴァンスで実際に食べたお料理や、ロゼワインにおすすめのお料理をご紹介します。

今が旬!夏野菜との相性は抜群

トマト、なす、ズッキーニなどの野菜の薄切りをお皿にぎっしり並べてオリーブオイルやニンニク、ハーブを振りかけてオーブンで焼いた夏野菜のグリル「ティアン」や、タルト生地にマスタードを敷き、トマトやズッキーニ、チーズなどお好みの具材を乗せて焼いた夏野菜のタルトは、ロゼワインとの相性抜群。

また、南仏定番のナスのキャビアやラタトゥイユもおすすめです。

ラタトゥイユは白身魚やチキンのソテーにソース代わりに添えると、メイン料理がさらにロゼワインに合わせやすくなります。

夏野菜が美味しい今ぜひロゼワインと試してみていただきたい組み合わせです。

ひよこ豆のフムス、ソッカ

ひよこ豆に塩、レモン汁、ニンニク、オリーブオイル、タヒニ(白ごまペースト)を加えてペースト状にしたフムスは、ミキサーやブレンダーがあれば簡単に作ることができます。マヴィスタッフは、ひよこ豆の代わりに水気を切った豆腐で代用する「なんちゃってフムス」を、簡単ディップとしてよくワインのおつまみに作っています。

またひよこ豆の粉をクレープ状に焼いた「Socca(ソッカ)」も、ワインが止まらないおつまみに。生産者訪問ツアーでは、このソッカを挟んだヴィーガンハンバーガーとロゼワインが良く合いましたよ。

魚介を使ったメニュー

季節の魚にオリーブオイルを回しかけローズペッパーを散らしたカルパッチョや、マグロのタルタルといったお魚料理にも、きりりと冷やしたロゼワインがよく合います。
ワインと楽しむポイントは、オリーブオイルやハーブなど、ワインに合う要素を加えること。

ワインの色と合わせてサーモンも良く合います。写真はドウェル家でいただいた、キャラウェイシードをまぶしたサーモンのグリル。またイワシの香草パン粉焼きなども、白ワインでは少し物足りないボリューム感をロゼが見事にカバーしてくれますよ。

マヴィのおすすめプロヴァンスロゼ

ヴァール  ロゼ

まずはこの1本をお試しください!マヴィで一番人気のロゼワインです。
摘みたての苺やのハーブの香りが爽やかで、いきいきとした酸味と程よいボリューム感で様々なお料理に合わせられます。特に夏野菜のグリルや鶏肉を使ったお料理におすすめです。

>>このワインを購入する

コート ド プロヴァンス ロゼ

さらに洗練された辛口のロゼワインを楽しみたい方はぜひコートドプロヴァンスロゼがおすすめです。いちごなどのフルーティな香りが心地よく、まるで生の果物を食べているようなフレッシュさ。雑味のないきれいな味わいで、すいすいグラスが進みます。


ヴァール ロゼ 3L(箱ワイン)

人気のヴァールの大容量ボックス入りワイン。ワインを注いだ分だけ中のバッグがしぼみ、ワインが空気に触れないようになっているため、酸化せずワインが長持ちします。
冷蔵庫に入れておくと、夢の「蛇口からワイン」がいつでも楽しめます。
どんなお料理にも合うロゼワインを常備したい方におすすめです。


ロゼワインの製法

ロゼワインの製法は大きく分けて2種類あり、赤ワインを造る行程と同じように発酵を始めてからちょうど良い色合いになったら果実を引き上げて果汁のみをそのまま発酵させる方法と、白ワインを造る行程で、赤ワイン用のぶどうを圧搾し果汁のみを発酵させる方法があります。

たまに「出来上がった赤ワインと白ワインを混ぜて造っているのでは?」と誤解されることがありますが、この方法でロゼワインを造ることは、シャンパーニュ地方とポルトガルのテージョ地方の一部を除き禁止されています。

ロゼワインの生産者

ドウェル家(ドメーヌ パンシナ)

ドウェル家は南フランスのプロヴァンス、画家セザンヌも愛したサントヴィクトワール山を臨む素晴らしい景色を見渡せるエリアにあります。ぶどう畑からはギリシア時代の女神像や醸造用の壷が出土するなど、紀元前からワインが造られていることがわかる土地です。

有史以来一度も農薬や化学肥料を使ったことのない完全オーガニック。ぶどうのほかには小麦やひまわり、オリーヴなども作っています。

ドウェル家当主のアランさんは皆においしいワインを飲んでもらうことが大好き。陽気でひょうきんな性格のアランさんですがワイン造りの話をするときはとても真剣。ドウェルさんは、収穫は午前3時から8時の間に行い、日中の熱で果実が傷まないようにします。ここまで徹底している造り手さんはなかなかいません。そしてすぐに農場内の醸造場でワイン造りに取り掛かります。樽の香りをつけずに、すっきりとキレのある味わいのワインを造るため、全てステンレスタンクを使っています。完熟した新鮮な果実を一番良い状態でワインにするので、雑味のない、きれいなワインに仕上がります

「マヴィで一番飲まれているのは僕のワインさ!」というのがドウェルさんの自慢です。

マヴィのロゼワイン一覧