味わい
~白い花と柑橘が奏でるジュランソンの魅力~
2024年フランス農業コンクールで銀賞を受賞した、Domaine du Cinquau初のオーガニック(BIO)キュヴェ。
淡い黄金色。
透明感があり、輝きのある色調です。
レモンピールやライムの爽やかな柑橘系の香りに加え、熟したリンゴや白い花の華やかさが広がります。
ドライリーフやハーブのニュアンスが複雑さを与えています。
最初の口当たりは穏やかですが、後からじわじわと広がる心地よい酸味が印象的です。
アルコール度数が14%と高めでボリューム感があり、ややアルコールの存在が強く感じられる場面もあります。
フレッシュな柑橘系のフレーバーが中心にあり、後半にかけてミネラル感とフェンネルのようなスパイシーさが舌を引き締めます。
バランスの良い酸味と複雑な香りが際立ち、軽やかさと深みを兼ね備えた仕上がりです。
食事と合わせることでさらにその魅力が引き立つ白ワイン。
<豆知識>
商品名のサンサシオン(Sensations)はフランス語でセンセーション(感覚、知覚、五感など)の意味です。
ワインに合う料理
生ハム、サーモンのオモニエール(クレープ皮などでサーモンを包んで焼いたお料理)、羊乳のチーズ、タリアテッレのカルボナーラ。
ぶどう品種(品種名のクリックで各品種の説明ページへ)
グロマンサン、プティ クルビュ、プティ マンサン
生産者ソボ家について

ドメーヌ デュ サンコー(ソボ家)- Domaine du Cinquau
オーガニック歴:2019年から(認証取得は2022年)
ソボ家が所有するDomaine du CINQUAU(ドメーヌ デュ サンコー)は南西フランス・ジュランソン地方にある400年の歴史があるワイナリーです。
この地では、ローマ時代にすでにぶどうの樹が存在していたことが証明されており、年世紀にも渡ってワインを生産していた地域のひとつとして知られています。
また、フランス国王アンリ4世が生まれた際に、精神と肉体を強くするという理由でジュランソンのワインを数滴飲ませたという言い伝えがあり、「王のワイン」とも呼ばれています。
父ピエールと娘のマリーヌが「これからもソボ家の歴史が続くように」と選んだ農法が、オーガニックでした。
オーガニック農法を選択したことは、長く続くワイン農家としての集大成であり、より天候に左右されるぶどう栽培との新しい関係であり、自分たちの価値観と一致していると感じています。
固有品種「グロ マンサン」と「プティ マンサン」を主体としたボリューム感のあるワインを造っています。