味わい
~24ヶ月樽熟成が表現する、力強くも滑らかなフルボディ赤~
深みのあるルビー色。グラス越しの指が透けないほどの濃い色合い。
ブラックベリーやラズベリーなど、黒や赤い果実の充実した香りに、リコリス、バニラ、シナモン、クローブなどの甘くスパイシーな樽香が重なります。
空気に触れると、チョコレートや煮詰めたチェリー、ナツメグ、ペッパーなどの複雑な香りも開いていきます。
口に含むとボリュームを感じさせる味わいが広がり、凝縮した果実味や、樽熟成によるロースト感、スパイスの風味が豊かに感じられます。
酸味と果実味、上質なタンニンのバランスが良くフルボディかつ滑らかさが際立つエレガントさが見事な一本。
飲みごたえがあり、余韻も長く続く魅力的な赤ワインです。
受賞歴など
- Decanter 2025…91ポイント
Decanter World Wine Awards(DWWA)…イギリスの専門誌デキャンターが主催する世界で最も大規模なワインコンクールのひとつ。各国から毎年1万~2万以上のワインが集まり、権威ある審査員がブラインドテイスティングで評価します。
ワインに合う料理
牛リブロースのステーキ、豚のロースト、炭火焼き鳥
ぶどう品種(品種名のクリックで各品種の説明ページへ)
生産者メンドーサ家について

カスティーリョ デ メンドーサ(メンドーサ家) - Castillo de Mendoza
オーガニック歴:2000年から
メンドーサ家は、スペイン北部リオハ・アルタ地方でシエラ・カンタブリア山脈とエルバ川の恵みを受けた理想的な環境でぶどうを育てています。標高約600mの畑は昼夜の寒暖差が大きく、果実味と酸のバランスに優れたぶどうを生みます。
北と南に35haの畑を持ち、ぶどうの中には樹齢100年以上になる古樹も。畑は石混じりの痩せた石灰質粘土質で、ぶどうは地中深くに根を張り、小粒で凝縮感ある果実が実ります。
2000年からオーガニック農法に転換し、土地と人々の「ケア」が信条。生物多様性を大切にしながら、電力は100%ソーラー発電、またワインの資材も環境に配慮したものを採用しています。
栽培は芽かきや房数調整など丁寧な手作業を行い、収穫は全て手摘み。畑と醸造所で二度の厳格な選果にこだわります。岩盤を掘り抜いたカーヴで静かに熟成。
カジュアルに楽しめるワインから、こだわり抜いたトップキュヴェまで、幅広いタイプのワインが楽しめます。