味わい
透明感と輝きのある、藁のような黄金色。
グラスに注ぐと、離れていても感じるほどの強い芳香があります。熟したリンゴやスモモのニュアンスに、カモミールやジャスミンティにフレッシュなハーブ。さらに熟成による、藁やヒノキ、ヘーゼルナッツ、発酵中のパン生地など、バリエーション豊かな香りが繊細に感じられます。
口に含むとドライで、酸やほんのりと酵母由来のビター感があります。香りでも感じた熟したリンゴや、リンゴの皮、藁のようなスパイス感、ナッツやパン生地のような酵母の香りがしっかりと感じられます。余韻も長く、繊細に風味が引き延ばされていく印象です。
味わいの豊富さや、各々のアロマの協調性が感じられつつも、繊細な口当たりで、思わず無意識に「美味しい」と呟いてしまいそう。
酒精強化をせず、ここまでデリケートで表現力の高いワインに仕上げるのはネヴァド家の伝統と実力の賜物です。
パリド(淡い)の名前の通り、藁のような黄金色と、シャープな端麗辛口の味わいが特徴です。よく冷やして食前酒に、また軽い食事ともよく合います。
ぶどう品種(品種名のクリックで各品種の説明ページへ)
ワインに合う料理
オリーブなどのタパス、魚介類のフリット、生ハム、ハードチーズ、グリルした野菜のマリネ、トルティーヤ
生産者ネヴァド家について

ゴメス ネヴァド(ネヴァド家)- Bodegas Gabriel Gomez Nevado
オーガニック歴:1988年から
オリーブや牧畜が盛んなスペイン南部アンダルシア州のコルドバにあります。気候は典型的な地中海性気候で、降雨量が少なく乾燥しています。1754年からワイン造りをしており、1988年にアンダルシア州で最初にオーガニック認証を取得しました。ネヴァド家のドラドセコはシェリータイプの極辛口ワインです。一般のシェリーとは違い、アルコール添加を一切しないこのワインは日本では大変珍しく、夏場はロックや炭酸水でお楽しみいただくのがお勧めです。
平均樹齢50~100年のオリーブから収穫される、うまみが凝縮したオーガニックエキストラバージンオリーブオイルもつくっています。低速遠心分離法で丁寧にゆっくりと抽出するので、酸化しにくいのが特徴です。様々なお料理にお試しください。
スタッフの推しコメント
スペイン・アンダルシア州のネヴァド家は、昔ながらのシェリータイプのワインを造っている生産者です。
酵母の膜(フローラ)に触れさせながら発酵させたシェリータイプのワインは、どこか紹興酒を思わせるような独特な風味が生まれます。
アルコール度数も高め&ドライでシャープな味わいに、最初はとっつきにくい印象があったのですが、ある年にネヴァド家のドラドにハマってしまい、気づけば2か月で4本リピートしたこともあるほど。
今回おすすめするのは、ドラドよりも軽やかな味わいを楽しめる淡い色合いの「パリド」。
ドラドよりも飲みやすい印象で、タパスなどの軽めのおつまみとチビチビいただくとたまりません。
このパリドと試してみたかったのが、我が地元秋田の郷土料理「ハタハタ寿司」。
ハタハタを米や麹で漬けた、いわゆる飯寿司です。
辛口でキレのあるシェリータイプは、一般的なワインでは生臭くなってしまいがちな魚卵なども合わせられることが多いので、「さらにキリっと軽やかなパリドを、ぶりこ(卵)入りのハタハタ寿司と合わせてみよう!」と思ったのですが…。
残念ながら、ぶりこ(卵)とは生臭さが出てしまいマリアージュならず。に、苦い…。
ただ、それ以外の部分は、ほどよい酸味と魚の脂がマッチして美味しくいただけました。
ハタハタ以外でも鮭や鯖などの飯寿司に合わせられそうです。
残念ながら今回魚卵とのマリアージュはなりませんでしたが、本来のパリドはナッツや生ハムなどのおつまみから、揚げ物、煮込み料理まで、幅広いメニューと合わせられる万能選手。
その奥深さと懐の深さを、ぜひ一度お試しいただきたい1本です。(通販担当 大山)