味わい
~上品な果実味と酸味が調和した洗練の白ワイン~
輝きのある淡いイエロー。
緑がかった色調が爽やかさを強調しています。
柑橘類(グレープフルーツ、レモン)のフレッシュな香りに、白い果実(桃、洋梨)やエキゾチックな果実(マンゴー)のニュアンスが広がります。
アカシアやハニーサックルのような花の香りがアクセントとなり、微かなミネラル感やスモーキーなニュアンスも感じられます。
柔らかな甘みとフレッシュな酸味が絶妙に調和した、やや甘口の味わいです。
口当たりは滑らかで、白い果実や花のニュアンスが広がり、甘みと酸味のバランスが良く取れています。
ワインのミネラル感が複雑さを加え、余韻が長く続きます。
グロ・マンサンの果実味、酸味、甘みが調和した洗練された白ワインです。
落ち着いた上品な甘さが、食前酒としても、食事と合わせても楽しめる汎用性の高さを感じさせます。
<豆知識>
商品名のモワルー(Moelleux)とは、フランス語で柔らかいを意味し、白ワインに使われる場合は「中甘口」を意味します。
ワインに合う料理
生ハム、サーモンのオモニエール(クレープ皮などでサーモンを包んで焼いたお料理)、羊乳のチーズ、タリアテッレのカルボナーラ。
ぶどう品種(品種名のクリックで各品種の説明ページへ)
生産者ソボ家について

ドメーヌ デュ サンコー(ソボ家)- Domaine du Cinquau
オーガニック歴:2019年から(認証取得は2022年)
ソボ家が所有するDomaine du CINQUAU(ドメーヌ デュ サンコー)は南西フランス・ジュランソン地方にある400年の歴史があるワイナリーです。
この地では、ローマ時代にすでにぶどうの樹が存在していたことが証明されており、年世紀にも渡ってワインを生産していた地域のひとつとして知られています。
また、フランス国王アンリ4世が生まれた際に、精神と肉体を強くするという理由でジュランソンのワインを数滴飲ませたという言い伝えがあり、「王のワイン」とも呼ばれています。
父ピエールと娘のマリーヌが「これからもソボ家の歴史が続くように」と選んだ農法が、オーガニックでした。
オーガニック農法を選択したことは、長く続くワイン農家としての集大成であり、より天候に左右されるぶどう栽培との新しい関係であり、自分たちの価値観と一致していると感じています。
固有品種「グロ マンサン」と「プティ マンサン」を主体としたボリューム感のあるワインを造っています。