グロロー
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フランスでもほぼロワール地方だけで栽培されている地場品種グロローは、華やかな香りでアルコール度数が低めのロゼワインにぴったりの品種です。
基本的に、フランスでもロワール川流域のみで栽培されている赤ワイン用の品種です。グロローの祖先はロワールよりも南西のシャラント地方のグエであると言われています。系統を同じくするグロローブランとグロローグリ(いずれも白ワイン用の品種)も存在しますが、これらもほぼロワールのみで栽培されています。
グロローの名前は古いフランス語で、このぶどうのように黒いカラスがグロル(grolle)と呼ばれていたところから来たと言われています。
樹勢が強く、病気に対する抵抗力も強いです。
1ヘクタールあたり多ければ120ヘクトリットルに到達するほどに収量が豊富であることが特徴。一般的なワイン用のぶどうが50ヘクトリットル程度であることを考えるとその違いは歴然です。粒の大きさは中程度ですが、ぶどうの房が大ぶりです。
収量が豊富な分、仕上がるワインは色がやさしく、アルコール度数も低め。その特徴を活かして、フレッシュなロゼワインや、赤ワインの場合はブレンドして、カベルネフランのタンニンを和らげ、軽やかさを演出するのに重宝されています。
フレッシュな果実味と、低いアルコール度数からくる軽やかですっきりとした味わいが一番の特徴です。香りも新鮮な果実の華やかな香りで、単体で醸造されるロゼも、ブレンドされて食卓に上ってくる赤ワインもいずれも軽やかで爽やかさをもたらしてくれます。
いずれも少し低めの温度で飲むことで、そのすっきりとした味わいをより堪能できます。
グロロー主体のロゼワインは、冷やしてアペリティフとしていただくのがピッタリです。前菜の場合は、野菜が主体のものや、生ハムメロン、桃やイチジクを使ったサラダなど果物を使ったものもおすすめです。
グロローを使った赤ワインは、シャルキュトリー(生ハムやサラミ、パテなど冷製でいただく豚肉の加工品)や、スペイン料理のタパスなどがよく合います。またひと皿で食事になるようなボリュームのあるサラダなどにももってこいです。軽やかな赤ワインなので、ピクニックやテラスで食事ができる季節のランチなどのお供にも良いですね。
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