11月のスタッフ推しワイン

「自分にとっての特別な1本を見つけたい」。ワインラバーなら常にそんなことを考えているのではないでしょうか。
そんな皆さまにマヴィスタッフが「自分の推しワイン」をプレゼンします!
11月はスタッフおすすめのマリアージュや合わせたお料理なども紹介。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
■ごぼうやお肉を使ったお料理と。静かで熱いセガンさんの赤ワイン

セガンさん(お父さんのローラン セガンさんのことです)は私の中では静かな闘士として位置付けられています。基本的に無口で、声量があるわけでもありません。普段は多くは語らないのですが、自分が大事にしていることにはものすごく熱量が上がります。
例えば、大手のコニャックメーカーが数年分のコニャックをブレンドして、毎年同じ味を作り出しているという話に対して、「毎年違うことが当たり前なんだ」という話をしてくれた時。自然界では当然なことを尊重し、業界の常識には一切とらわれずに自身のものづくりを貫いた先に、あのえも言われぬ名品を生み出していて痺れます。
そして畑づくりのお話を伺った時。農薬がどれだけ大地を、ひいては環境をダメにするのかということ、ご自身がオーガニック農業に取り組むことで、土地と環境と未来への責任を果たそうとする深く広い志に、私自身も襟を正すような、奮い立つような気持ちになったことは今もずっと心に残っています。
セガン家のメインはコニャックですが、コニャックの原酒となる白ワインだけでなく、赤ワインも造っています。こう書くとシャランテ赤は、セガン家のラインナップの中では変化球とも言えるのですが、これがまたいい味出してます。
特にごぼうと肉類を使った料理に実に合うと思っていて、和食はもちろん、洋風のお料理でもぜひごぼうを加えて試していただきたいです。土の香りとのマリアージュが秀逸なんです。
ごぼうはこれから冬にかけて、美味しい時期を迎え買う機会も多いと思います。ぜひこのシャランテ赤を一緒に試してみて欲しいです。(編集部 長谷川)
■ホームパーティやプレゼントに!華やかな甘口ワイン

フランス・南西地方の生産者 ソボ家は400年も歴史あるワイナリーです。
そのソボ家が造る「甘いのに、すっきり飲める甘口ワイン」をご紹介します。
グラスに注いだ瞬間に、マンゴーやパイナップル、白桃を思わせる華やかな香りが広がります。
口当たりはなめらかで、熟した果実の甘みと爽やかな酸味のバランスがなんとも絶妙です。甘口ですが後味はすっきりとしていて、思わずもう一口飲みたくなる美味しさ。
スイーツやチーズとの相性も抜群。ホームパーティーの乾杯や、大切な方へのプレゼントにもおすすめです。(経理担当 大内)
■太陽の恵みが詰まった、凝縮感のあるカベルネフラン

今回お勧めするワインの生産者は、壮麗なシャトー(城)で有名なフランス・ロワール地方で6代続くDomaine Pierre Chauvinです。
アンジュー近郊に畑と醸造所があり、白ぶどうのシュナンブラン、黒ぶどうのカベルネフランとグロローの3種類を栽培しています。
栽培面積はシュナンブランが一番広いですが、1970年代に先代の父親が植えたカベルネフランの畑が1.5haあり、現在は息子のポール・エリックさんが受け継いでいます。
ながらく『アンジュー 赤』が欠品していたのですが、久々に届いたヴィンテージは2022年!
(皆さまもご存じの通り、ほぼ全ての船が南アフリカ・喜望峰経由となり、再入荷までに時間がかかっております。涙)
エリックさん曰く、「とても暑かった年で、フランス北部に位置するロワール地方でも、最高気温が35~36℃まで上がった」とのこと。
5~6年のポテンシャルがあり、ちょうど今が飲み頃とのことです!
これは、試さない訳にはいかないですね♪♪♪
ショヴァンさんのワインは無濾過なので、古樹から生まれる奥深い味わいがダイレクトに伝わってきます。
カベルネフラン特有のピーマンやブラックペッパーの香りにシナモンや五香粉などの生薬を思わせるアロマが加わり、香りをかぐだけで食欲がわいてきます。
瓶内熟成を経て複雑味も増しており、柔らかな口当たりとシルキーなタンニンで、ついつい杯が進みます。
チーズやナッツ、ドライフルーツと一緒も良し、焼き鳥(タレ)と一緒も良し、シンプルにステーキも良さそうです。
先日試したマリアージュでは、焼き鳥のタレの味わいにワインが持つ生薬を思わせるアロマがぴったりとハマりました。
これから寒くなる季節にじっくりと楽しみたい気持ちになる赤ワインですので、ぜひお試しくださいね。
*ご注意点*
飲む前日から立てて澱を底に集めてから抜栓するのがお勧めです。ワインセラーにボトルを立てられない場合、飲む30分位前にはセラーから出して立て、抜栓後ゆっくりと注いでください。
(営業担当 羽鳥)
■牡蠣好きのための1本!

秋も深まりつつあるこの季節に夏の話もなんですが、ピヴァ家は毎年夏になると海の家のような場所に出店するのだそうです。
海辺で、ワインが楽しめる場所が毎年特設されるのですって。
なんかおしゃれだなあ(ほわわーん)…と、頭の中には白い砂浜と青い海、小洒落た小屋でおしゃれな水着に大きな麦わら帽子を被ってワインを飲んでいる人たちの姿が浮かびます。
そしてこのプショーラルケのアントル ドゥー メールは、まさにその風景にうってつけのワイン。季節が違うだろう!、というツッコミは重々承知です。でも聞いてください、その風景には牡蠣も必要なんです、絶対に。夏なら岩牡蠣、そしていわゆる牡蠣と言えばいよいよこれからが本番!
自他ともに認める牡蠣好きのみなさん、これはあなたのためのワインです。
ミネラルと果実の見事なバランスと牡蠣の濃厚さも受け止めつつ、柑橘の後味ですっきりとさせてくれます。
いやもう、今から言っておきますよ、止まりませんから。
牡蠣を食べる時は絶対にこの1本をお供にご用意くださいね。(編集部 長谷川)
■きりっとした酸味が心地よいアリゴテ

ブルゴーニュの白ワインといえばシャルドネが有名ですが、シャルドネに次ぐ白ぶどう品種がこちらのアリゴテ。
きりりとした酸味が特徴の品種で、魚介類との相性が抜群です。また天ぷらなどのお料理と合わせても、油をすっきりと切ってくれるのでおすすめの組み合わせ。
ペルチエ家のアリゴテは樽を使っていますが、今回ご紹介するシャペル家はステンレスでの熟成です。
その分、アリゴテらしいシャープな酸味をしっかりと感じられて、酸味のあるワインが好きな私としては「これこれ!」と嬉しくなってしまいます(笑)。
おすすめ料理が被ってしまいますが、やはりこれからの季節は牡蠣と合わせたい!
個人的な好みですが、生牡蠣には今月の推しワインのボルドー(アントル ドゥー メール) 、蒸し牡蠣やバターソテーにはこちらのシャペルさんのアリゴテ、タルタルソースをのせた牡蠣フライにはペルチエさんのアリゴテを……、想像していたらお腹が空いてきてしまいました。
今年の冬も牡蠣とワインのマリアージュを堪能したいと思います。(通販担当 大山)