限定ワインも!初夏に飲みたいアルザスワイン

アルザスワインと聞いて、どんなイメージを思い浮かべますか?
すらりと細長いフルートボトル、白い花のように華やかな香り、上品で高級感のある白ワイン──そんな印象を持つ方が多いのではないでしょうか。
さらに、マヴィスタッフにとっては、もうひとつ「初夏を感じるワイン」というイメージがあります。
爽やかでみずみずしい味わいに、どこか涼やかな余韻。
さらに、今が旬のホワイトアスパラガスの名産地としても知られるアルザスのワインは、この季節ならではの食卓に自然と寄り添ってくれるからです。
実は、5月のスタッフ推しワインにもアルザスワインが登場しています。
気温が少しずつ上がり始める今の時期、つい手が伸びるのがアルザスワイン。
とはいえ、「似たようなボトルが多くて違いが分からない…」という声もちらほら。
そこで今回は、今ぜひ楽しんでいただきたいおすすめの1本をご紹介します。
■アルザスワイン入門の1本!飲みやすいブレンドタイプ
アルザス地方では通常リースリングやミュスカなど、ぶどう品種ごとにワインが造られますが、このエデルツヴィッカーはブレンドで造られるワインです。
「エデル(高貴な)」「ツヴィッカー(ブレンド)」というドイツ語に由来するこのワイン。シルヴァネール、ピノ・ブラン、リースリング、ミュスカ、ゲヴェルツトラミネールという5つの品種が絶妙なバランスで配合されており、まさにアルザス白品種の「良いとこどり」ワインなのです。
単一品種のワインに比べると、手に取りやすい価格も魅力。
味わいも軽やかで飲みやすく、乾杯や前菜におすすめです。
「アルザスワインは初めて」という方や、「気軽にアルザスワインを楽しみたい」という方にはこのエデルツヴィッカーがぴったりですよ。
■今が旬のアスパラにはこれ!ギャップが魅力の1本
アルザス高貴品種のひとつ「ミュスカ(=マスカット)」から造られるワインです。
まずなんといっても驚くべきはその香り!グラスに注いだ瞬間から、マスカットや薔薇を思わせる芳香が漂います。
そして実はこのミュスカは辛口。甘やかな香りとのギャップが面白いんです。
鼻に抜ける芳醇な香りに反して、味わいは意外にもすっきり。そして余韻をほのかな苦みが引き締めます。
この味わいが、アスパラの甘みやわずかなえぐみとベストマッチ。ボイルしたアスパラはもちろん、少し手間を加えて、ピュレにしたアスパラで、フランやムースにしてもよく合います。
■果汁したたる桃を頬張ったかのようなピノグリ
先ほどご紹介したミュスカはすっきり辛口ですが、こちらのピノグリはコクとまろやかさを感じる1本。辛口ではありますが、ほんのり甘さも感じます。
なんといっても魅力はそのボリューム感。白ワインですが、お肉料理に合わせられる強さがあります。特に豚肉料理との相性抜群!
アルザスの郷土料理シュークルートやベッコフのほか、ポークソテーにりんごやオレンジなどのフルーツソースを添えたものや、豚肉とプルーンの煮込みなど、甘さを加えることでさらにワインとのマリアージュが深まります。
■硬派な骨太リースリング
高貴品種のひとつで、アルザスワインの王様とも呼ばれる「リースリング」。
洗練された酸味とミネラル感、そして上質なリースリング特有のペトロール(石油香)を感じる、まさにリースリングワインのお手本のよう。
綺麗な酸味は、魚介類との相性抜群。魚介のマリネや、キスなどの天ぷらにおすすめです。これから旬を迎えるハモの天ぷらが食べられる地域の皆さまには、ぜひ試していただきたい1本です。
■限定12本!アルザスのオレンジワイン
2026年5月の新入荷ワイン。
爽やかな辛口が特徴のアルザスワインですが、メイエー家では「果皮醸し」で造るリッチなワインにも挑戦しています。
通常の白ワインは果汁を絞って果皮を除いた状態で発酵させますが、果皮醸しは収穫したぶどうを絞らず、果皮が果汁に浸った状態で発酵させます。そのため果皮から香りや色が抽出され、オレンジ色のワインに仕上がります。
これまで「リースリング果皮醸し」や「ピノグリ 果皮醸し」などをご紹介してきましたが、華やかな香りのゲヴェルツトラミネールの果皮醸しが入荷しました。
ゲヴェルツトラミネールらしい薔薇やライチの香りだけではなく、オレンジの皮やコンフィ、樽熟成による塩キャラメルやスパイスなどの複雑な香りも楽しめます。
「爽やか」だけではない、アルザスのマニアックなワインを試したい方におすすめです。