夏風のように爽やかで弾けるアロマを存分に浴びる
眩しい陽射しが優しく和らぐ夕暮れ時。テラスやバルコニーに簡易テーブルを出し、夏野菜のグリルや香ばしいハーブソーセージを並べて楽しむカジュアルなディナー。
冷やしたこの「サマー インスピレーション」を抜栓すると、マスカットやグレープフルーツの弾けるような華やかなアロマが風に乗って広がります。
フルーティなふくよかさと、後半に広がるレモンピールのような爽やかなビターテイストが、夏のディナータイムをどこまでも爽快に、特別に盛り上げてくれます。
味わい
透明感のある淡いイエロー。このワインの最大の魅力は、圧倒的な「香りの表現力の高さ」。グラスに注いだ瞬間から、もぎたてのマスカット、ジャスミンなどの白い花、完熟したグレープフルーツといった瑞々しく華やかなアロマが次々とあふれ出します。
口に含むと、マスカットを頬張ったようなフルーティな甘みが優しく広がり、残糖感のあるふくよかでリッチなボリューム感を楽しめます。中盤からは微細な刺激が舌の上を走り、レモンの皮をかじったようなフレッシュで心地よいビター感が現れます。余韻はすっきりとした酸と上品な苦味が全体を綺麗に引き締め、爽快感抜群のドライな後味へと導きます。
こんな料理と
華やかで瑞々しい果実味と、心地よい柑橘系のほろ苦さは、香ばしく焼き上げた海鮮やハーブを利かせたお料理と素晴らしいマリアージュを見せます。
例えば
・海老やホタテ、夏野菜のグリル(ハーブソルトで)
・ハーブやスパイスを効かせたジューシーなソーセージ
・トマトとモッツァレラチーズのカプレーゼ
・キッシュや、シーフードグラタン
お肉やシーフードのジューシーな旨味を、ワインのフルーティなボリューム感が受け止め、レモンピールのようなビターな酸味が後味をさっぱりとリフレッシュしてくれます。
サマー インスピレーション 白に合う料理
華やかなアロマの競演、夏のためにブレンドされた特別なオーガニック白
シュトリッツィンガー家が誇る主要品種「リースリング」「ゲヴェルツトラミネール」「ヨハニター」を、絶妙な比率でブレンドして造られています。
リースリングの洗練された美しい酸味、ゲヴェルツトラミネールのオリエンタルで華やかなライチの香り、そしてヨハニターのふくよかでビターなボディ感が見事に融合。それぞれのぶどうの個性がアロマの多重奏を奏でる、夏に飲むためだけに特別に造られた季節限定のブレンド白ワインです。
手作業しかできない急斜面のテラス式畑「シュトリッツィンガー家」
造り手のシュトリッツィンガー家は、ドイツ南部の銘醸地フランケン地方のクリンゲンベルグ村にあります。絵本のように可愛らしい木組みの建物が並ぶこの美しい村で、1985年からビオラント(ドイツ最大のオーガニック生産者団体)の指針に沿ってオーガニック栽培を始めました。
畑はマイン川を見下ろす標高300mの非常に厳しい急斜面にあり、1区画ごとに階段を上り下りする「テラス式」になっています。機械は一切入ることができず、すべての農作業や収穫時の運搬(40kgのブドウの入った籠を背負って何度も往復する過酷な作業)はすべて人の手によって行われます。
醸造面でもポンプを使わず重力を利用してブドウを移動させ、地元産の樫樽や栗樽を使い、天然酵母のみで発酵させるなど、自然とテロワールを極限まで尊重した実直なワイン造りを追求しています。
このワインについてさらにひ言
すっきり透明なボトルと、花畑を思わせる淡いラベルデザインも美しく、夏のテーブルトップを演出してくれます。
8〜10℃前後にキリッと冷やすことで、フルーティな甘みと柑橘系のビター感がよりくっきりと引き立ちます。毎年、夏が来る前に完売してしまうリピーター続出の超人気キュヴェですので、見かけたら手に取ってください。
テイスティングコメント
このワインの特徴は、何と言っても香りの表現力の高さです。
マスカット、白い花、グレープフルーツといったインパクトのある香りが次々とあらわれます。
口に含むと小さな刺激が舌の先端から徐々に広がっていき、後半は味わいの骨格となる酸味と苦みを徐々に感じます。飲んだ後にレモンの皮のようなフレッシュなビター感があり、余韻は爽やかで、程よい苦みとすっきりとした酸味が際立ちます。
味わいには、マスカットの風味が非常にフルーティで、残糖分が感じられるふくよかな印象。8~10℃に冷やしてお飲みいただくと、ワインのフルーティさとボリュームをより楽しめます。
野菜や海鮮のグリル、キッシュやグラタン、ソーセージなどの肉料理まで幅広く合わせられるワインです。
ぶどう品種(品種名のクリックで各品種の説明ページへ)
リースリング、ゲヴェルツトラミネール、ヨハニター
生産者シュトリッツィンガー家について

シュトリッツィンガー(シュトリッツィンガー家)- Familie Stritzinger
オーガニック歴:1985年から(認証取得は1990年)
フランクフルトから車で2時間ほどのロマンチック街道で有名なドイツ南部のフランケン地方・クリンゲンベルグ村にあります。
前当主ヴィリが村のワイナリーで働き始め、翌年1972年に小さな畑を買ってワイン造りを始めました。ヴィリはドイツ最古で最大のビオ生産者団体でのアドバイザーも務めたパイオニアで、元々環境問題に敏感だった為1990年に転換しました。
畑はマイン川を見下ろす急斜面にありテラス式になっています。日当たりも良く春もすぐに暖かくなる畑ですが、1区画ごとに階段を上り小さな道具だけを使う重労働です。
一部ビオディナミの要素を取り入れ、ストレスや病気に強く質の良いぶどうに仕上げています。酵母は添加せず、樽はドイツ産を使うなどこだわったワイン造りをしています。