じっくり旨みを引き出した野菜とお肉のオーブン料理と共に
週末のディナーに、ズッキーニやなすの肉詰めや、トマトソースをじっくり煮詰めたパスタを用意して。
熟成によるソフトな渋みと、カシスやカカオの深みのあるアロマが、旨みが凝縮した一皿と驚くほど調和し、食卓をちょっと贅沢で特別な空間に格上げします。
味わい
深みのあるルビーの色合い。カシスやブラックチェリーなどの黒果実の芳醇なアロマに、時間とともに野性味や、ダークチョコレート、甘草などのスイートスパイスが絡み合います。
口に含むと、大樽とタンク熟成によって非常にソフトで優しい質感になったタンニンが舌を包み込みます。程よい凝縮感のある果実味からブラックペッパーのようなスパイシーな長い余韻へと表情を変える、バランス抜群のミディアムボディの赤ワインです。
こんな料理と
熟成によるソフトな渋みと豊かな凝縮感は、時間をかけてお肉や野菜の旨みを引き出したコクのあるお料理と素晴らしい相性を見せます。
例えば
・ズッキーニやナスの肉詰めオーブン焼き
・アマトリチャーナなどのトマト系お肉パスタ
・カポナータ(野菜のトマト煮込み)
・パルミジャーノやペコリーノなどのハードチーズ
お野菜のじっくり引き出された甘みやチーズの濃厚なコクを、ワインのソフトなタンニンと果実味がまろやかに包み込み、美味しさをさらに深めてくれます。
ワンランク上の凝縮感と、程よい樽香が調和する「スペリオーレ」
通常のキャンティよりも一段厳しい規定で造られる格上のキャンティです。
同じ畑でも収穫時期をあえて2回に分ける「ダブルハーベスト(手摘み選別)」によって、最も完璧に熟したサンジョヴェーゼを厳選。
タンクとオーク樽で丁寧に熟成させることで、渋みのカドが綺麗に取れ、ベルベットのように滑らかな質感と程よい熟成香が生み出されています。
持続可能な美しき荘園を守るフィレンツェの貴族「マニョーニ家」
世界遺産サンジミニャーノを臨むヴィコ・デルサ村に、14世紀から続く邸宅と美しい森に囲まれた広大な荘園を所有するトスカーナの歴史ある名門貴族です。
現当主のピエトロさんは、若き日に持続可能な経済学を研究していた背景から、化学物質に依存する「産業」としての農業に疑問を抱き、2000年よりオーガニック農業へと完全転換しました。「土地と人を搾取しない」誠実な姿勢から、ピュアなぶどうを育てています。
このワインについてさらにひと言
しっかりとした深みと飲み応えがありながら、重すぎず「ついもう一口」とグラスが進んでしまう心地よさがあります。
現地を訪問したスタッフが、温かいカポナータや肉詰め料理とのマリアージュに感動した思い出の1本です。
お肉好きの方へ贈る上質なギフトとしても、間違いなく喜んでいただける格調高い仕上がりです。
テイスティングコメント
~ほど良い樽感と凝縮感のある赤~
深みのあるルビーに、エッジには若干の熟成を感じさせるニュアンスの色合いが見られます。
カシスやブラックチェリー、ブラックベリーなどの黒果実の印象が強いアロマに、時間が経つにつれて、ジビエのような野性味のある香りや、ダークチョコレートや甘草などのスイートスパイスの香りも感じられます。熟成による状態の良さがうかがえ、期待感の増す香り。
しっかりとした辛口で、酸味とタンニンのバランスの良い味わい。タンクと樽による熟成でタンニンはソフトで優しい質感になっています。
味わいにも黒果実や甘草、カカオなどが感じられ、そこにブラックペッパーのようなスパイスのニュアンスが加わります。
余韻も長く、時間の経過とともに果実味からスパイス感への変化が楽しめる1本です。
ぶどう品種(品種名のクリックで各品種の説明ページへ)
生産者マニョーニ家について

ファットリア マニョーニ グイチャルディーニ(マニョーニ家)- Fattoria Majnoni Guicciardini
オーガニック歴:2000年から(認証取得は2007年)
フィレンツェと世界遺産シエナへ向かう街道で、谷を挟んで世界遺産のサンジミアーノに向かい合うヴィコ デルサにあります。
この地区の典型的な地質構成である白と灰色の粘土質が重なった地質と、古代には海の底であったことに由来する赤みがかった黄砂岩の帯からなる多重構造になっています。
粘土質が主の土壌で育ったぶどうからは、ワインに複雑さやしっかりとした骨格がもたらされ、砂岩が主の土壌で育ったぶどうからは、軽やかで香り豊かなワインになります。

マニョーニ家は中世フィレンツェでメディチ家、ピッティ家と並び立った貴族で、イタリア王国では侯爵の家柄です。
現当主のピエトロさんの曽祖父は最後のイタリア国王の最側近の宮廷人・大貴族で、その息子(ピエトロさんの祖父)がグチャルディーニ侯爵家令嬢と結婚した際に、祖母が持参したのがヴィコ デルサの館(荘園)です。
日本と同様に第二次世界大戦の敗戦国となったイタリアでは、小作制度が崩壊し、ピエトロさんの父は自分で荘園経営をすることになりました。
元来ピエトロさんは、貴族の義務として「第三世界の持続可能な成長をどう実現させるか」を研究する研究者でしたが、父が病に倒れ、荘園経営を引き継がざるを得なくなりました。そして農地の持続可能性を求めた結果、オーガニックに辿り着きました。
ピエトロさんが理想とするワインは、美食を極めた宮廷人の日常ワイン。流行りのスーパートスカンのような凝った癖のあるワインではなく、昔から引き継がれた伝統的なエレガントで骨格がしっかりとしていて、重すぎず親しみやすい味。毎日飲み続けても決して飽きることなく満足できるワインなのです。
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スタッフの推しコメント
ワインの生産者マニョーニ家を訪れた際、おすすめの料理とともにいただいたのが、この「キャンティ スペリオーレ 赤」。その時の体験がとても印象的で、今でも忘れられない1本です。
特に感じたのは、マニョーニ家の赤ワインは野菜料理によく合うこと。
ただし、合わせたいのはシンプルなサラダやグリルではなく、トマト煮込みや肉詰めのように、旨みをしっかり引き出したコクのある一皿。チーズなどのコクを重ねた料理とも、驚くほどよく馴染みます。
実際に出していただいたのは、チーズたっぷりでリッチなアスパラのリゾットと、ズッキーニの肉詰め、そしてカポナータ。
定番のキャンティにはリゾットを、そしてよりしっかりとした味わいのこの「キャンティ スペリオーレ 赤」には、後者のようなコクのある料理がぴったりでした。
ほどよい樽のニュアンスと凝縮感がありつつ、熟成によってタンニンはやわらかく、飲み心地はとてもなめらか。しっかりした味わいなのに重すぎず、ついもう一口と進んでしまう心地よさがあります。
野菜の旨みをじっくり引き出した一皿と合わせると、その魅力がより一層引き立つ1本。
いつもの食卓を、少しだけ特別にしてくれます。(通販担当 大山)