【新発売】スペイン・リオハのNEWワイン登場
スペイン・リオハより、新しい生産者さん「メンドーサ家」のワインが届きました。
家族経営の小さなワイナリーで、2000年からオーガニックに転換。人々や地球への「ケア」を大切に考え、生物多様性の尊重や、100%ソーラー発電、環境に優しい資材の使用など、ワイナリー全体で環境保全に取り組んでいます。
高地にあるメンドーサ家の畑では質の高いぶどうが取れますが、収穫量は少なく、さらにこだわって選果を行うためワインの生産量は決して多くありません。
入荷数が5本以下という貴重なラインナップもございますので、どうぞお見逃しなく。
赤ワインは樽熟成のしっかり重口がお好きな方には、必ず「刺さる」ワインばかり。
メンドーサ家の歴史と想いが込められたワイン
「チリメンド」「ヴィタラン」「ノラルバ」というワイン名には、メンドーサ家にとって大切な思い出や哲学が込められています。
「チリメンド」はメンドーサ家の創業者でもあるドン・アントニオが、彼の親友で畑仕事を担うドン・アンヘルと共に手がけたワインです。特別な畑のテンプラリーニョをマセラシオンカルボニック製法でフレッシュに仕上げ、初ヴィンテージは名誉ある「リオハ最優秀若手ワイン賞」を受賞。しかしその年、畑を手掛けていたアンヘルとの永遠の別れが訪れました。アントニオは、アンヘルの人生、仕事、そして友情に敬意を表し、このワインをアンヘルが手がけていた特別な畑の名「チリメンド」と名付けなおしました。アンヘルの想いが残っているかのように、今でも畑では素晴らしいぶどうが実っているそうです。
また、チリメンドは2,800円(税込)と手に取りやすい価格で、メンドーサ家のワイン入門にはぴったり。「初心者にも赤ワイン好きにも必ず刺さる1本」と、商品担当の一押しワインです。
「ヴィタラン」はメンドーサ家が初めて自らの手で一からぶどうを植えた畑の名前です。この美しい畑と出会ったとき、一目で恋に落ちたそう。今ではワイナリーの中心を担う畑となったヴィタランは、メンドーサ家にとって敬意をもって土地と向き合う姿勢の象徴であり、そして、自分たちの信念を信じ抜く力の象徴となっています。
赤や黒の果実に、樽熟成によるバニラやスパイスなどの複雑な香り混ざり、クラシックで重厚な味わいです。酸は穏やかで、しっかりとしたタンニンがワインに骨格を与えます。3,000円台とは思えない飲みごたえが楽しめる、重口赤ワインがお好きな方にまさにおすすめの1本です。
「ノラルバ」は、創業者アントニオの初孫「ノラ」と「アルバ」から付けられました。その名づけには、孫への愛情だけではなく、過去と未来、経験と希望、根と新芽をつなぐ象徴としての深い意味が込められています。未来の子供たちへ美しい環境を残していきたいという、メンドーサ家のワイン造りへの想いが感じられる名前です。
入荷数5本の貴重なワイン
メンドーサ家のトップキュヴェ「アウトール」「レセルバ」「グラン レセルバ」は何と今回それぞれ5本のみの入荷です。ぶどうは、畑の収穫時と、醸造所での二度に渡って選果を行います。
中でも、グラン レセルバはリオハDOCa委員会により「非常に良い」と評価された2016年ヴィンテージ。
厳しい選果と20ヶ月以上の長期熟成により生まれた特別な味わいをぜひお試しください。各限定5本のみの入荷です。
食事と合わせたいガストロノミックなロゼ!
ラズベリーやクランベリーなど赤系果実の豊かでチャーミングな香りが魅力のロゼ。口に含むと、厚みのあるテクスチャーと凝縮した果実の風味が広がり、しっかりとした骨格と飲みごたえを感じます。一般的な軽やかなロゼとは一線を画し、肉料理やスパイスを効かせた料理にも合わせられる力強さ。まさに「ガストロノミック」なロゼワインです。
メンドーサ家
メンドーサ家は、スペイン北部リオハ・アルタ地方でシエラ・カンタブリア山脈とエルバ川の恵みを受けた理想的な環境でぶどうを育てています。標高約600mの畑は昼夜の寒暖差が大きく、果実味と酸のバランスに優れたぶどうを生みます。北と南に35haの畑を持ち、ぶどうの中には樹齢100年以上の古樹も。畑は石混じりの痩せた石灰質粘土質で、ぶどうは地中深くに根を張り、小粒で凝縮感ある果実が実ります。
2000年からオーガニック農法に転換し、土地と人々の「ケア」が信条。生物多様性を大切にしながら、電力は100%ソーラー発電、またワインの資材も環境に配慮したものを採用しています。
栽培は芽かきや房数調整など丁寧な手作業を行い、収穫は全て手摘み。畑と醸造所で二度の厳格な選果にこだわります。岩盤を掘り抜いたカーヴで静かに熟成。カジュアルに楽しめるワインから、こだわり抜いたトップキュヴェまで、幅広いタイプのワインが楽しめます。