どれにする?おすすめスパークリング
暑い季節には、冷えたスパークリングワインの心地よい泡が恋しくなりますよね。
すっきりとした味わいはもちろん、料理との相性やシーンに合わせて選ぶ楽しさも魅力のひとつ。
この特集では、気軽に楽しめるカヴァやスプマンテから、やや甘口の飲みやすいタイプ、ちょっと特別な日のためのシャンパーニュまで、夏にぴったりのスパークリングワインをご紹介します。
あなたの“今飲みたい”1本が、きっと見つかりますよ。
気軽に楽しみたい、カヴァ&スプマンテ
マヴィの定番辛口スパークリングといえばスペインのカヴァとイタリアのスプマンテ。
“食いしん坊”な2人のスタッフが、カヴァとスプマンテに合わせたい料理について語り合いました。
スイカのサラダや魚介のフリットに!カヴァブリュット
スペイン・バレンシアで造られる飲みやすい辛口のスパークリングワイン。シャンパーニュと同じ瓶内二次発酵のカヴァで、マカベオ、シャルドネを使って爽やかに仕上げています。青リンゴや洋梨を思わせるフルーティさがあり、1口目から美味しいと感じる素直な味。乾杯や前菜に合わせて気軽に楽しめる1本です。
スタッフH「夏は、スイカとフェタチーズにミントを少し散らして、オリーブオイルをかけたサラダに、辛口のスパークリングを合わせたいですね。カヴァやスプマンテのようなカジュアルなタイプがぴったり。それに、ナスのキャビアやフムスを添えて、パンに塗りながら、イワシのグリルや、イカ・小魚のフリットをつまんだら……もう最高!」
イワシの酢漬け×バターのカナッペに合わせるスプマンテ
イタリア・ヴェネト州の爽やかな辛口のスパークリングワイン。 スパイスを感じる香りに熟成香、きめ細かな泡、バランスの良い酸味とほろ苦さ、飲み込んだ後に残るミネラル感。パンチの効いたお料理にもおすすめの1本です。
スタッフO「スパークリングワインに合わせる料理で、印象に残っているのはイタリアのムザラーニョ家を訪問したときに出てきた前菜です。薄切りトーストにイワシの酢漬けとバターをのせたカナッペにスプマンテを合わせたら、いくらでも食べられそうな絶妙な組み合わせでした。それからカヴァといえばやっぱりタパス。これからの季節には、ししとうをシンプルにオリーブオイルと塩で炒めた「ピメントス・デ・パドロン」が食卓によく上がります。ししとうとカヴァのほろ苦い組み合わせが好きですね。たまに“当たり”の辛いししとうが出てきたときには、グラスがさらに進みます(笑)」
どちらのスパークリングワインも、様々なお料理と合わせていつでも楽しめるようなフレンドリーな味わいです。ぜひ「おうちの定番の1本」にいかがでしょうか。
すっきり楽しめる、やや甘口タイプのスパークリング
普段あまり甘いワインを飲まない方にもおすすめしたい、しゅわっとした口当たりとさっぱりとした甘さが魅力の2本をご紹介します。甘口のスパークリングにぴったりのお料理も、あわせてご提案します。
ブラケット×フルーツカクテル
イタリア・アスティで栽培されるブラケット ダックイという品種を使ったやや甘口の微発泡赤ワインです。 透明感のあるルビー色で、洋梨やりんご、薔薇のような美しい香りが楽しめます。完熟した果物を口いっぱいに頬張ったかのようなジューシーな味わいと、しっかりとした甘さが特徴です。アルコール度数も6%程度と低め。
おすすめはフルーツカクテル。食べやすくカットしたフルーツを盛り付けてそのまま楽しんでも良いですし、ブラケットを注いでフルーツポンチ風にするのもおすすめです。フルーティでジューシーな味わいは、見た目にも華やか。ビタミンたっぷりの組み合わせで、心も身体もリフレッシュできます。桃などのフルーツを使ったカプレーゼもおすすめですよ。
ビオシュール×ナッツ入りの焼き菓子とフルーツシャーベット
ローヌ地方の東、ディという町でスパークリングしか造らない「泡職人」のアシャールさんが手がけたやや甘口のスパークリングワインです。糖分を添加しない古代製法で仕上げ、ぶどう本来の甘さが残った優しい味わいと、ミュスカ(マスカット)の芳香が楽しめます。アルコールは7%と低めで、時代やジャンルを問わず、ワイン好きの方にはもちろん、普段あまりワインを飲まない方にも楽しんでいただける1本です。
生産者のアシャールさんを訪問した際に教えてもらったマリアージュは、ラズベリーソルベとナッツがたっぷり入ったクッキーとのペアリング。ソルベとワインはお互いのジューシー感が引き立ち、ナッツのクッキーは少しだけ塩をきかせるとやや甘口の味わいと相性◎。
またレモンソルベにキリッと冷やしたビオシュールを注ぐ、とっても贅沢なデザートも現地での定番の楽しみ方なのだとか。
どちらも、この夏ぜひ試していただきたい爽やかなマリアージュです。
特別なシチュエーションにおすすめの2本
大切な団らんのひとときや、特別な贈り物に選びたいスパークリングワインをご紹介します。
帰省やお盆の特別なひとときに、プルミエクリュのシャンパーニュ
日頃なかなか会えない大切な人たちと過ごす、夏休みやお盆の特別な時間。
そんな再会の喜びに、華やかさを添えてくれるのがブリアール家のシャンパーニュです。
ふくよかで洗練された味わいは、テーブルを一気に格上げし、記憶に残るひとときになるはずです。
「シャンパーニュのゆりかご」とも呼ばれるオヴィレ村の一等地、シャンパーニュ生みの親のドンペリニヨンが眠る修道院を望む畑で育ったピノ・ムニエ、ピノノワール、シャルドネをブレンドし、最低でも3年以上カーヴで熟成。花のようなアロマと樽の香りが心地よく香るふくよかな味わいです。
ぶどうの栽培から醸造、瓶詰までを1つのワイン農家で行うRM(レコルタンマニピュラン)のオーガニックシャンパーニュは話題性も抜群。
マヴィスタッフの贈り物セレクトNo.1!クレマンダルザスロゼ
マヴィのスタッフが“贈り物に選ぶNo.1スパークリング”といっても過言ではない、クレマンダルザス・ロゼ。優雅なデザインのラベルや、ワインの美しい色合いは、まるで花束のように華やかな雰囲気で、手に取った瞬間に思わず笑顔になること間違いなしです。またスパークリングワインもお祝いにぴったりです。
白い花にいちごなどの赤い果実が広がる爽やかで可憐な香りに、程よい飲み応えもあり、これ1本で前菜からメインまで楽しめるのも嬉しいポイント。見た目も味わいも、満足感の高い1本です